きままなアラカルト

新しい恋に会いに行こう

2018年総括

今年のジャニオタ人格(?)の私はすっかりSexy Zoneのファンとして動いた1年でした。
Repeintingツアーも最高に楽しくて美しくて天才的で、ピースフルでした。
独自の世界観を持つ5人がひとつになれることに夢があっていいな。最高のグループだなと改めて感じました。

そして今年のSexy Zone24時間テレビメインパーソナリティとしても活躍し、私も24時間テレビを完走し、募金をし、更には生で観覧できたこと全てが初体験でした。
貴重な体験をさせてもらったし、このタイミングで好きになって、この熱量があったからこそできたことだと思います。


観覧は飽きずに集中して見ることができたしカメラに切り取られたものをテレビ越しに見るのではなくて、全体を生で見ることができたのは興味深い体験でした。
別段何かがあったとかではないですが、私たち視聴者は切り取られた一部しか見てないんだなあと感じたし、テレビに出ている人たち、支えるスタッフの人たちの日々の仕事風景を初めて見たので、思うことはたくさんありました。


そんな2018年の夏は5人をたくさん見ることができた忘れられない暑い夏になりました。
これからも揺るがない信念で突き進んで行ってほしい。
そして色鮮やかな多様性で包み込めるやさしいグループになるといいなあと思っています。


そして、先日発表された松島くんの突発性パニック障害による活動休止のこと。
知ったときは血の気が引いたし、すごくびっくりしたし、今でも松島くんのいないSexy Zoneを見るたびさみしいと思うし5人でひとつなんだと改めて感じています。
チャーミングで多くの人に愛されている松島くんが元気になって戻ってきてくれることを待っています。

 

また、ジャニーズの他現場だとKAT-TUNとキンプリにも行きました。
KAT-TUNは再始動したら見に行こうと決めていたのでケジメとして(重い)。
キンプリはデビューコンを見てみたかったのと、この時代にめちゃくちゃ売れた子たちを一目見たい!というミーハー心で、落選した私を誘ってくれた友人に1つ返事で新幹線飛び乗って行きましたw
正気の沙汰では無いけどおたくはそういうところあるよね??


来年も楽しくおたくをやっていくぞ!
来年もゆるゆるとやっていこうと思います。

 

 

ドロ刑 最終話

ドロ刑が始まった当初はあーおじさん大泥棒エンケン(煙鴉)と新米刑事ケンティー斑目)のBLか~って思ってた。私の出身は二次オタだし腐女子だし脊髄反射
ケンティーも恋愛ものと言っていて、何言ってるの!?ハッおたくを釣るんですねわかります!!バーで酔っぱらって斑目は煙鴉にボディータッチしまくるし甘えまくるし、追う者と追われる者なのにこれは同人か?二次創作か???って感じだった。
ジャニーズにそういう男同士の仲良しイチャチイチャ売りはあるし、ホモが嫌いな女子なんかいません!なんて若干眉唾物な論もあるし、まあこういうドラマがあってもいいんじゃない~?ぐらいのゆるーい見方。
そして何より主題歌のカラクリだらけのテンダネスが最高だし、BGMとマッチしていてかっこいい。それなりに楽しく気楽に見ていた。


そしたら最終回、斑目、煙鴉、斑目のライバル的存在である皇子山と三つ巴で銃を突きつけ合う。おたくが絶対に好きなやつ~~~!と軽率にわくわくしてしまったのだけど、ケンティーの芝居が凄いのだ。

手は震え瞳は苦痛で歪んでいる。思わず見入ってしまう。ケンティーは男でも女でもなく裸の人間になっていると私は感じた。異性愛者だから異性を愛する、同性愛者だから同性を愛する、そんな概念ではなく、理屈ではなくただただケムさんを撃てないのだ。躊逡する様子を説明するようなケムさんとの思い出回想シーンが流れなかったところも良い。
余計な情報抜きに、追う者と追われる者である物語の終着を迎えなければならない今現在、互いに銃を向け対峙している斑目の瞳と息と震えだけから、斑目にとっての煙鴉が刑事と泥棒の関係を越えた特別な存在であることを訴えかけてくる。


めちゃくちゃに凄い。全編シリアスな9話10話はアイドルであるSexy Zoneのケンティーは完全に消失していた。
私が見てきた中でケンティーが演じる男の物語(ガードセンター24、石ノ森章太郎物語等)には見る人を内面に引き込む強さがあると思っていたが、このシーンは更に強く感じさせる場面だった。

病院でケムさんが目を覚ましたときに大粒の涙を目に溜めて片時もケムさんから目を離さないシーンも凄く良い。刑事、恋人、家族、父子、師弟関係でもなく、斑目と煙鴉にしかない唯一無二の関係性が漂っていた。
言葉もなくアップでカメラに抜かれた表情からそんな想像力を掻き立てられるものがあった。


誰にも介入できない関係性って凄くロマンチックじゃないですか?
凄く強靭な関係。

そんなふたりのお茶目な男たちの夢のような関係性がとても美しい最終話でした。

24時間テレビを終えて

24時間テレビを終えた今、私、ジャニーズにここまではまるつもり無かったのになあと思い返している。


私は二次オタ、声オタを長らくしていたんだけど、私は声優がアイドルみたいなことをする姿に違和感を感じてしまって、息苦しくなってジャニーズの世界を覗いて。
当然のことながら、本職のアイドルは本物だなあって感動して。
たまにジャニーズを見ようかなあぐらいの軽い気持ちだったんですよ。


だって、ジャニーズに限らずアイドルやタレント、俳優、表舞台の人にはまりすぎると怖いから。
私は好きの絶頂期にスキャンダルが出てきたらスルー出来る自信がないから・・・。
警察沙汰は擁護しようがないけれど、プライベートや恋愛事は自由だと頭ではわかっているのに、スルー出来ないだろうし・・・。
趣味でファンをしていてしんどくなるのは嫌だし、今まで全く興味がなかった人にドヤ顔で非難されるのは最も不愉快だ。
私は傷ついているファンの人たちを見ていて、大好きが故にそんな風に傷つきたくないと思ってきた。


だから深みにはまらず、浅瀬でジャニーズを見る程度にしていこうと思っていた。
元に、どはまりするほど強く惹かれる要因がなかったし、それでうまく行っていたし、このままゆるーくやっていくんだろうなあって思っていた。
SexyZoneを見つけるまでは。


私はこれまで泥臭くて一生懸命な人が好きだった。
だからそういう人たちが居なさそうなジャニーズにはどまはりしないだろうなと思っていた。
ジャニーズという肩書きを持っていればジャニーズという地位があるし、必死な姿を見せるジャニーズってアイドルとしてダサイしそんな姿見せるジャニーズって居ないでしょと思っていた。
もちろん、影ではみなさん並々ならぬ努力をたくさんされていると思うのですが、SexyZoneのコンサートに入った時にトップアイドルになりたい。こんなアイドルになりたい。と目を輝かせて夢をはっきりと公言しているのを聞いて衝撃を受けました。
とんでもないグループを見つけてしまったのでは!?と思いました。
だってジャニーズでデビューした以上既にアイドルなのだし、レールから外れない限りずっとアイドルで在り続けられるのだから、今更目指すアイドル像を描く必要はないし、一生懸命になる必要なんてないのに、その熱量がどこからくるのか不思議でしかなかった。


少なくとも私にはそんなSexyZoneって風変わりで、そんな熱量が高いグループが進む先の未来がどうなるのかとても気になった。
そして気がついたらその先の未来をこの目で見てみたいと思っていた。
夢を全て叶えて、トップアイドルになってほしいと。
SexyZoneは夢を描いていくグループだった。


そして、自分たちの努力だけでは実現できない、大手ジャニーズ事務所所属とはいえトップアイドルを目指すというとても難しい夢を公言するリスク。
しかも世間では不真面目なキャラクターだと思われているであろう菊池風磨が全国放送の24時間テレビで「5人で頂上の景色を見る」と大きな夢を発言する重み。


時代が変わりつつあるのかなあ。
SexyZoneを見ているとそう感じる。
一生懸命な人を笑ったり、大きな目標や夢を公言する人を無理でしょ。大げさだなあって馬鹿にする。
そんな空気があるから、一生懸命になったり、大きな夢を語る人は少ない。
結果が伴わず失敗に終わったとき恥ずかしいし、誰だって傷つきたくないからだ。


悲しいことだけれど、世の中には色んな人が居るから馬鹿にしてくる人はずっと居ると思う。
それでも、風磨くんも言っていましたが「一生懸命やっていれば見ていてくれる人がいる」から、一生懸命を手放しちゃいけないのだと思う。
一生懸命のレールから降りたら人はそこから先には進めなくなるのだと思う。


私の人生を変えてくれた人はたくさんいる。
それは良い意味でも悪い意味でも私の人生に関わった人全てだと思う。
そして、その中にSexyZoneの5人もいると、24時間テレビを見終えた今強く感じていました。


これからの未来、苦しいことも悲しいことも起きるだろうけど、楽しいことも嬉しいことも分かち合って、そばにいてくれる人たち、そしてこれから出会う人たちと共に進んで行こう。
そんな力と希望をSexyZoneからもらいました。
ありがとう。
愛してるよ。

24時間テレビ41 愛は地球を救う 人生を変えてくれた人

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今年もSexyZoneと過ごした暑い夏になりました。

驚くべきことに2日目の観覧に当選し喜んだものの当日が近づくにつれ、しんどくならないかな?と心配もあったのですが、途中でお手洗いへ抜けたりしつつも飽きずに観覧できました。
観覧はCM中のメンバーと出演者との様子やワイプに抜かれていないメンバーも見られるし、予想以上に見どころがたくさんあって、嘘みたいだけど13時間半が結構あっという間でした。


24時間テレビについては、あくまで番組の内容や広報力としてですが愛で地球を救うにはまだまだ手段と多くの時間が必要だと感じたものの、24時間テレビを通してSexyZoneはさらに美しく気高く強いグループに変わったと感じました。
そして、そんな青くまっすぐに向き合うSexyZoneの姿が誰かを変えるきっかけになっただろうと私は感じました。


番組に対しては、あまり肯定的な意見を持っていないので割愛しますが、24時間テレビのチャリティーグッズを買ったりまとまった額の募金はしました。
よもや私が24時間テレビに張り付いて見て、観覧して、募金までする日が来ようとは・・・自分自身が一番驚きました。
そんな、いつもならあり得ない行動を取ったのは、私がSexyZoneのファンであること。
そして、24時間ほぼ不眠不休で一生懸命に取り組むSexyZoneを無料で見ることなどあってはならない・・・!という私個人の気持ち他なりません。
本来であれば災害や福祉のために募金をする心持であるべきなのでしょうが、チャリティーイベントなので私の気持ちということで募金をすることにしました。
行動で気持ちを表すことは大切なことだと私は思うので!


私が特に番組中、SexyZoneに感銘を受けたのが、最後に人生を変えてくれた人について話した内容で、障がい者、健常者関係なく、その人と出会って心打たれた出来事をそれぞれが話していたことです。
そして、語る中で流したケンティーと勝利くんの涙も、潤んだ風磨くんの涙も自分に向けた涙だったこと。
聡くんとマリウスは素敵な笑顔で未来を描いたこと。
それぞれが自分の言葉でしっかりと話す姿に、一段とSexyZoneが好きになりました。
周りの人を愛し、もっと自分のことを愛せる人になりたいと言うSexyZoneはきらきらと輝いていて素敵でした。
きっと、SexyZoneはこれからも多くの人にとっての「人生を変えてくれた人」になっていくんだろうなあ。と彼らの瞳に未来を想像しました。


それから、嬉しかったことが、風磨くんが「必ず5人で頂上の景色を見て、頂上に行くまでの景色もこの5人で見ていきたいと強く思った」と話していたこと。


そんな私はSexyZone全員が好きだから菊池風磨を好きになれたと思っていて。
菊池風磨だけが好きだったら、きっと私はここまでSexyZoneも菊池風磨も好きにならなかった。
そうやって5人をぎゅっと言葉で抱きしめて5人の夢を語る風磨くんは凄く素敵で輝いていました。


格好つけの風磨くんにとって、今までのイメージと違った一生懸命取り組むダサイ姿を見られることは抵抗があることもあったのかもしれない。
でもそうやって、夢を実現させるために色んな事に挑戦して変わっていく風磨くんは勇気や夢や希望を発信できていると私は思います。
だから、「僕なんか」なんて卑下しないでね。


そして、もちろん全員が個性的で可愛く愛に溢れたSexy Zoneというグループを見つけられて幸せだと感じました。
24時間テレビ最大の収穫はこのことに尽きるかもしれません。


観覧中もたくさん愛をSexyZoneから感じました。

他のSexyZoneメンバーが居なくなり1人になった勝利くんの元に聡くんが戻ってきて、ほっとした表情になり楽しそうに聡くんと喋っていた勝利くん。
積極的に出演者へ話し掛けることもでき、メンバーの様子を見て気使って話しかけるケンティー。
人見知りだけど、疲れていても声を掛けられたら笑顔で話して相手に応じて笑わせたり、真面目な話もできる風磨くん。
出演者の周りを良く見ていて椅子が足りないか確認したり、毎回折り目正しい挨拶をする勝利くん。
聡くんは相手が誰でも等しく一生懸命話を聞いていて、聡くんの周りは笑顔が多いこと。
礼儀正しく相手の目を見て、時には屈んで目線を合わせて話をして、相手の様子に応じて対応を変えられるマリウス。
勝利くんがVTRに涙したとき他のメンバーはCM中も勝利をそっとしておいたこと。
涙が残る勝利くんをさりげなく目立たない立ち位置にしたメンバーたち。
VTR毎にほぼ毎回泣きそうになっては涙を堪えていた風磨くん。
改めてSexyZoneへの愛を再確認し、ありのままの言葉を口にしたケンティー。
USA歌唱中、カメラが回っていない脇でいいねダンスをノリノリで踊る5人。
観覧席に向かって率先して笑顔で手を振ってくれた聡くん、マリウス。
横一列に並んだSexyZoneがVTRを見ていて同じタイミングでそっくりの笑顔で笑った瞬間。
出演者全員が移動し観覧席がおいてけぼりになったとき、マリウスが誰よりも早く気づいて手拍子を求めるジェスチャーをして会場全体が手拍子に包まれ一体感が生まれたこと。
風磨くんが堪え切れず涙を流し止められなくなったとき、マリウスが優しく風磨くんの肩を抱いたこと。等々。


そんなSexyZoneは24時間テレビのメインパーソナリティを務め上げたとはいえ、5人は夢に向かって駆け出したばかり。

最後まで集中力を切らすことなく24時間テレビを真摯に取り組んだ彼らの姿の行く先には、数え切れないほどのたくさんの夢が広がっていると期待に胸が膨らむばかりでした。


最後に。
24時間テレビメインパーソナリティお疲れさまでした!
SexyZone5人でてっぺん目指そうな!!
Sexy時代、創っていこうな!!!

風 is I ?と菊池風磨のアイドル性

私は、私の生きられなかった人生を生きている人に憧れる。
菊池風磨もそのひとりだ。


そもそも、私が女で生まれた時点でまず風磨くんのようないかにも「THE男子」なノリは叶わないことだし、恐らく心も体も女に分類されるであろう私には無い感覚だから、別の生き物に見える。
とはいえ同級生に風磨くんのような男子が居たら怖いし近づかないけどwステージだからこそ、芸能人という別世界の住人だからこそ、眩しく、憧れているのだと思う。


去年の夏は風磨くんに対して「私の生きられなかった人生を生きている人」なんだと再認識した夏だった。
女の子だったらこんな公演になるだろうか?
女には無い感覚だなあって思ったのだ。
仲間との友情や愛情、関係性を女の私はそんな風には描けないと思った。
いくら男女平等とはいえ、男にわからない女の感覚があるように、女にもわからない男の感覚があると私は思っているし、そんな男特有の感性、男の世界というものを去年の風 is I ?からまざまざと感じました。
男の子だなあって感じたし、男の子の世界を少しだけ覗けたようで楽しくもありました。


風磨くんはキラキラ王子様アイドル性はないのだけれど、抜群にアイドル性の高さがある。
それは危うさと儚さだ。
格好つけで乱暴な言葉遣いをすることが多くて少年の様に自由に笑う、その辺に居そうな男の子なんだけれど、格好をつけることに自己犠牲も厭わない本物の格好つけだからヒヤヒヤさせられるし、たまに見せる寂しそうな瞳には、どこかへ消えてしまいそうな儚さがあって目が離せない。
菊池風磨は危うさと儚さのアイドル性が抜群に高いと私は思っている。


だから、開演直後に12歳で風磨が死んだことを宣告され22歳になった風磨が1日だけ甦るというぶっ飛んだ内容も、SexyZoneで風磨がデビューしていなかったら・・・というIFを抜きにしても、菊池風磨がやるからこそ成立した物語性だったと思っています。


私が風 is I ?公演を映像で見直していて、彼の燃え盛る命のほとばしり、命が削れていく様を感じたのは、『リリック』『喜びの歌』。
見る度、私は彼の不完全さと美しさと苦しさに、自然と涙がこぼれてしまうほどに心打たれてしまう。


『リリック』は、若さの爆発。
伝えたいのに全てを伝えきれないもどかしさと、悲痛な歌声が苦しい。
「明日も君に会えると願う 人はそれを愛と呼ぶのかな」
ストレートに愛を表現しないところがぴったりと風磨と重って見える。

続く『喜びの歌』では、「愛してる」なんて柄にもない言葉を繰り返す姿が、観念したようで、諦めたようで、悟ったようでこの上なく寂しい。

最後は穏やかに仲間へ自分にはない「明日」を贈り、自分のことは忘れてくれって最後の最後に格好つける。
かと思えば、再びアンコールで名前を呼ばれて出てくるときはお祭りみたいに騒いでいる。


本当に本当に風磨くんは男の子だ。
清々しいほどにまで男の子だ。
本当に眩しい。
生意気で、格好つけで、何となくいけすかないと思っていたのに、情に厚い義理堅さ、信じた道を貫く強さと危うさ、寂しそうに揺れる瞳や、少年の様な人懐っこい笑顔に気づいたら可愛く思えている。

そんな女の子が描いたかのような「男の子」性があるから風磨くんはアイドルなんだろうな。

Summer Paradise 2017 風 is I?発売に寄せて

映像化されないんじゃないかと危ぶまれていたサマパラ2017でしたが、晴れて発売おめでとうございます。
そんな夏の訪れとともに風磨くんについて振り返って書いてみました。


生意気な男の子。
菊池風磨というアイドルを初めて見たときそう認識した。


たぶん菊池風磨という名前と顔が一致するようになったのは少クラだった気がする。


クールというより不貞腐れているような素振りやそっぽを向いているような印象が強くて、けれど勝負事では本気になって勝ち負けに拘り、ライブパートではカメラに向かって斜に構えた鼻で笑うかのようなキメ顔をバッチリ撮らせる。
語れるほどジャニーズに詳しくはないけれど、なんとなくジャニーズっぽくない子だなと思っていた。


どのグループが好きだとか、誰が好きだとかは特になく、なんとなく毎週見ていた少クラで、なんとなく菊池風磨を気にして見ていた。
気にしてはいたものの、一番に応援すると決めてはいけないタイプだよねとも思っていた。
悪い子ではないんだろうけど・・・何が、という具体的なことはないけれど、担当にするには骨が折れる存在になるような気がする・・・と私の勘が告げていた。


私の様な日影者のおたくが選んじゃいけないタイプだと、後ろめたく思っていたのもあるし、理解できないだろうなーという気持ちが強かった。


私はなぜ?と感じた人に興味を持って、ファンになる傾向があるのだけど、菊池風磨へのなぜ?には根っからのスクールカースト上位ゆえの当たり前がまず存在していて、出発点からして理解できないもののような気がしていた。
そもそも、ステージ上の人間を本気で理解できるだなんて驕った考えを私は持ち合わせていないのだけど、共感したり、感覚が近かったり、異質なものだけれど理解して面白がるところまでに到達できなさそうだなと、菊池風磨には壁を感じていたのです。


・・・とはいえ、その人について考えるということは転がり始めていたわけで。
そこから少しのきっかけさえあれば壁はすぐに瓦解して、落ちるまでそう時間は掛らなかった。
きっかけはSexyZoneのコンサートを1度見てみたいという理由でSTAGEコンに入って、なんだか行かないと勿体無いことをことになる気がする!と言い出し急遽オーラスに入り、得体の知れなかった菊池風磨の人となりがなんだか少し見えたような気がして前向きな興味に変わり、次なる現場、サマパラに行くことは、もはや当然の流れになっていた。
今思うとこのタイミングだからこそファンになれたのだと思う。
けれど、そんな幸運とまるでジェットコースターに乗っているかのようなスピード感で転がり落ちていく、目的地があって走り続けられることは楽しさ反面、不安もありました。


ソロのサマパラに行くことはめでたく?菊池風磨の担当になったんだという高揚感と自覚と同時に、もしかしたらそんなに好きじゃなかったと気づくかもしれない・・・と思ったりもした。
前年のサマパラ風 are you?で菊池風磨の作る世界に興味を持ったから公演内容の好みに不安はなかったけれど、それでも幕が開くまでどうなのかはわからない。
それに加えて初めて行くジャニーズのソロコンサートでもあったので、どのような作法?があるのか、ファンの激しさ?がどの程度なのか全く想像がつかなかったこともあり、妙にドキドキしながら初日を迎えたことを今でも覚えています。


結論としては、全ての不安は杞憂に終わり、サマパラは気づけばあっという間に楽しく終わっていました。
難しく考えなくても楽しくて、自分の世界を表現することが上手で、会場を自分の色へ飲み込んでしまう。
ああやっぱり彼は音楽を愛していて音楽にも愛される才能があって天才なんだと感じました。
そして、菊池風磨って情に厚く、内に秘めたメラメラと熱い感情と激しさ、自分の身すら焼き尽くしそうな情熱、仲間を愛し、愛されているがゆえの強さと寂しさを抱えている繊細さもある人なんだと思い、菊池風磨の魅力にますます絆されていった。


そして、それから約1年経った今。
風 are you?で人間の多面性について話していたことを思い出していました。
正直、初めて映像で人間の多面性について話しているのを見たときは、そんなことを言う子なんだ!?とびっくりしたし、偶像でもあるアイドルが多面性を言及する怖さを感じた一方で、まあ当たり前といえば当たり前だよね・・・。でも若かったら悩む時期もあるのかなあ~と、大人故の意見も持って見ていたのだけど、それから1年経った今になって振り返ると、当時とは言葉の意味が違って感じられました。
彼はわかりやすく相手によって変わるタイプなんだなあと実感したからです。
事務所の先輩に見せる顔、仲間に見せる顔、芸能界の先輩に見せる顔、ファンに見せる顔・・・。


とりわけ、昨年のサマパラ風 is I?で元B.I.Shadowであるメンバー、現SixTONESとはしゃぐ姿はSexyZoneのメンバーに見せる顔と違っていたなあと今になって気がついたのです。
それ自体に優劣をつけるということではなくて、子供みたいにはしゃぐ姿、誰よりも輝いて、ねえねえって観客に話を聞いてほしくて仕方なく遠慮を知らないやんちゃな姿はソロコンサートで自分が主体であるからこそで、SexyZoneの中では見せない顔であり、ひいては自分の立ち位置を理解して振舞う人なんだなと1年経った今気がつきました。


そんな場面や相手、集団に応じて振る舞い方を変えられることは大きな長所だし、今年の24時間テレビでも賢く可愛く、ときに生意気さのあるw風磨くんなりの愛され処世術が発揮されるであろうことも見どころだなと思いました。


それぞれで過ごした夏を経て、SexyZone5人で過ごす今年の夏がまたひとつ楽しみになりました。

Sexy Zone repainting Tour 2018で見た菊池風磨

「俺らを笑顔にできるんだから自信を持ってよ」
昨年のSTAGEコンの風磨くんは最後の挨拶でその様なことを言っていたと記憶しています。


私はこの言葉を聞いて、えっめっちゃ上から目線じゃん!?と思ったのでした。
もちろん、私は彼らと対等と思っていないですし、むしろ眩しくて憧れを感じているので何ら問題ない上下なのですが、それでも言葉にされるのはなんだかモヤモヤして、頭の片隅にひっかかっていました。
怒りだとか何かはっきりした感情を抱いたわけでは無いけれど、私は風磨くんが伝えたいことをうまく汲み取れていないように思っていました。
風磨くんは上から目線で物を言うような人ではないという認識で私は菊池風磨というアイドルを見ていたから。


でも、今年は「自信を持って」と言う言葉をすんなりと嬉しいと思えた。
好きだなあとじんわりあたたかくすら感じた。


というのも、もしも自分が風磨くんの立場だとして、自分を笑顔にしてくれる存在がわたしなんて…って自分を卑下していたら私は悲しいと思うから。
嫌いな人、どうでもいい人に自信持ってほしいなんて思わないから。
だからこれって風磨くんなりの最上級の「好きだよ」という、ファンに対するラブコールなんじゃないのかな?なんて思った。
好きな人には自信を持っていてほしい。
上から目線なんかじゃなくって、風磨くんなりの誠実なラブコールなんだと思えて嬉しく感じた。


単純に少し言葉足らずだった去年(とはいえ気を配って慎重に話すことができるし、視野が広くて末恐ろしい22歳だ…と思った印象はかなりある)から今年は、さらに落ち着いて丁寧に言葉を選んで話せるようになったということも大きいのだけれど、風磨くんの愛がこぼれ出したやさしい言葉を聞きながら私はやっと腑に落ちたのでした。
風磨くんはキレッキレなツッコミも魅力的だし大切にしてほしいけれど、思慮深く誠実な優しい言葉はもっと似合うよ。


買いかぶりすぎなのかな?でも私は菊池風磨というアイドルをそう認識している。
ずぶずぶと沈んでいきそうな人が沈み切ってしまう前にそれとなく気づいて、大げさにせずさりげなく引き上げてくれる人なんだって思っている。
そっと先回りしてフォローができる人なんだって思っている。


このことは些末なことだけれど、ストレートじゃない風磨くんだから、ん???と思うことはあるし、都合良く考えているだけなのかもしれないけれど、やさしい気持ちで見守っていきたいな。
私はこういう気持ちで菊池風磨というアイドルを見つめていきたいなと思ったのでした。


これは風磨くんに限らずメンバー全員にもそう。
捉え方は人の数だけあって、正解なんて誰にもわからない。
捉え方を決めるのは自分次第。


言葉一つをとって観客である私たちは彼らの中に様々な色を見つけていく。
恐ろしさもあるけれど、面白い。
ステージに立つ人間を見つめることの魅力はそこにあると私は思う。


そんな風に考えを巡らせる度、改めて菊池風磨という考えさせられる面白いアイドルを見つけたことを幸運に思う。
次はどんな姿を見せてくれるのだろう?


暴走列車に飛び乗るみたいに、これから売れていくアイドルたちが駆け抜けていく姿を見つめることは片時も目が離せず、忙しくて愉快だ。