きままなアラカルト

きみと追いかけてゆける風が好きだよ

Summer Paradise 2017 風 is I? 感想

サマパラエントリー何回書くの???って感じだけど、自担への称賛が止まらないので最後にひとつだけ。


演出を見ていて、なんでTDCにいるんだろう。ドームで見たい!とかなり思いました。
客の視線誘導と、セット転換、できるだけ自分のステージ不在時間を作らない、客を飽きさせない2時間半。間の使い方も既に上手。
細かいところにまで気を配っているなあと感じました。


カバーする曲については、他のグループのコンサートに行ったことがあったし、少年倶楽部をよく見ていた時期もあったので結構自信があったのですが、いざ始まると誰の曲なんだろう??の連続で、後で調べて、え!あのグループがこんな曲を!?という驚きがたくさんありました。


なかでもSMAPは本当に凄い。
言うまでもなく、だけど体感した。
底抜けな明るさがあって、キャッチーさがあって、しゃれっ気もあって、一瞬で気持ちがひとつになる。
SMAPの偉大さを改めて感じました。


全体的に愛を歌った曲が多くて、男女の恋愛をストレートに歌っている曲もありつつ、恋愛曲を男同士の友情として歌っている曲もあり、菊池風磨表現者だな、と思いました。
曲を自分のコンサート色に変えられるのは才能だし、歌の意味を広げることができる、リスペクトありきで菊池風磨の歌として歌えるのは表現者としての才能を感じざるを得なかったです。
何より去年より歌が上手くなっていた!
TOKIOの曲はキーが合ってないのでは…?と思っていたのですが、今年は高音の伸びが良くなり聴き心地が良くなっていました。
見えない努力をひっそり感じました。


そんなセットリストは全曲好き!!!って言いたくなるくらい、風磨くんのセンスの良さに感心するばかりで、どの曲もとっても好きなんだけどあえて言うなら、『喜びの歌』『20-Tw/Nty-』『素晴らしき世界』の流れが出来過ぎだった。


風磨くんの「愛してる」の連続に「この汽車で見える未来に終わらない歌 生きている ただそれだけで君と走っていこう」田中樹くんの「着くな終電 君と終点 名前呼び手を取る発車寸前」。
風磨くんが1人ステージで歌う「忘れないよ 生まれてきたこと 日々あなたと過ごせたこと 上手く言えないけど ありがとう 愛してるよ」。
SixTONESが「最終列車に乗って憂鬱の駅を駆け抜けてこう」と風磨くんを明るく送り出す姿。


たくさんの愛を受け、愛を与えて、最終列車に乗って10歳で22歳の風磨くんは旅立ってしまう。
銀河鉄道の夜みたいだと思った。


とりわけ『素晴らしき世界』は、どういうコンセプトで作った曲なのか存じ上げないし、嵐には失礼なことを重々承知で書くけど、まるでこのコンサートのために作られたんじゃないかと思えるくらいぴったりで…。

このコンサートで聴く「いくつもの夜の果てに今がある」って凄く特別に聞こえて。
たくさんの終わりがあって今がある。
これから訪れる終わりも、これからの今のために必要なことなんだと思うとじーんときた。

それから、「道なき道を照らし」はSTAGEコンオーラスで歌った『SilverMoon』を髣髴とさせるし、この歌詞に出てくる「君」はSixTONESから風磨くんへ向けた「君」であり、風磨くんからSexyZoneのメンバーへ向けた「君」なのかもしれないって思ったりした。


オーラスでは、SixTONESからのサプライズお手紙を読み終え、風磨くんは歌い出しの「この手高く高く今舞い上がり 友を信じる優しい声が」で声を詰まらせてしまって。
アイドルである以上に1人の青年である菊池風磨くんってめちゃくちゃ美しいんだよ…。
世界遺産として守っていきたさがあった…。
それに、歌詞で泣けてしまうのは、言葉の意味を理解して表現して感情を乗せて歌ってる証拠だから、菊池風磨はやはりアイドルであり表現者だ…と思いました。


今年の風磨くんのサマパラは、えろいとか格好つけているだのまあ色々と言われてもいましたが、私としては仲間との友情をこの夏に見せてくれて大満足でした!
そういう少年っぽいところ好き!
私は100%理解する=経験することだと思っているので、女の私は一生男同士の友情って理解できないことなので男同士の友情には憧れがあって。
女だから感じられる男同士の友情の美しさなのかも、と女に生まれてよかった~~~などと思ったり。


そんな風磨くんの夏は、ドストレートに暑い夏!ではなくて、夏に見る硝子細工のようなひんやりした冷たさがある。
そのことを風磨くん自身は捻くれていると言ったりするけど、私からすると、繊細さと感受性の豊かさを感じるし、マジョリティとは違う角度で物事を見ていることを形にして表現して、相手の心を動かすことができることは間違いなく才能だと思うし、これからも大切にしてほしい輝きだと思いました。


透明感があって、清涼感があって。
そこには懐かしい匂いと少年時代への憧憬に包み込まれるような心地良さがあって。
けれど、どんなに居心地が良くとも今を選んで生きる自分には二度と戻れない世界だと、それを受け入れた強さがある。


それにしても、過去への悲哀を微塵も感じさせない「後悔」の描き方って不思議だとつくづく思いました。
「後悔」と聞いたとき、後ろ向きなイメージと過去を連想するけど、本当にこの公演は「後悔」がテーマでいいのかな?と思うくらいに、「今」と「未来」が先行しているように感じました。
風磨くんとしてはやり残したこと、やってみたかったことをなくす、心残りを解消するコンサートだったんだろうけど、客の私からすると「今」をすごく感じました。


それと、後悔をなくすためによみがえるものの、タイムリープものにありがちな、今に納得が行かなくて過去をやり直そう、ということではないことに菊池風磨の思考が現れているように感じました。
やり直すんじゃなくて、あくまでもアルバムをめくって一時的に過去の記憶を思い出すみたいな、夢だと理解しつつ夢を見ているような感じ。


風磨くんのステージの描き方は、夢だと理解しつつ見る夢なのかも。
このときだけは、普段はいい子ちゃんの自分だけど今日は解放して弾けていいんじゃない?って言うみたいな、現実と夢をきっちり区別した節度ある遊び方というか。


…などとあれこれ考えていると、菊池風磨ってどんな感性を持っていて、どんなことを考えてるんだろう?と興味が湧き始めて、ずーっと考えていられるのでwここまでにして。


そうそう。
新曲『My Life』は人生を振り返ってるバラード曲かなあと思っていたのですが、曲もダンスもオシャレで最高でした!早く音源がほしい!
溶けたアイスクリームって歌うアイドルえっちでかわいくて最高だし、無性にアイスが食べたくなってアイスをたくさん食べたのも2017年サマパラ夏の思い出ですw


あと、サマパラに参加してから夏が好きになった!と聞く度、それはさすがにないでしょ~~~と思っていたのですが、まんまと夏が好きになりました!


最高の夏でした!
GoodLifeでした!!

風 is I?を振り返って

楽しかったな~良いコンサートだったなあと、セトリをリピってまだまだロスっている私。
興奮が冷めやらないのでアウトプットして気持ちを切り替えようと思います…!


死を題材にした今年のサマパラは、「裏切るときは死ぬときかな」とSTAGEコンのオーラスで風磨くんが口にした言葉を思い出す。


忘れられない言葉だ。


死を口にしたことにどきっとした。
公の場で死を耳にすることってめったにない。
ましてやアイドルのステージで。


それに私にとって、ジャニーズはライトなイメージがあって、失礼ながら、美貌とジャニーズというブランド力がある彼らは後ろ盾のない人間ほど努力をしなくとも、もっと言ってしまえば誠実さがなくとも、ある程度スターになれる約束されたレールの上に居る人たちだと思っていた。
だからジャニーズはゆるく楽しんでいけるものだと思ってきたのだけど…。


STAGEコンで菊池風磨を見てから、私の中のジャニーズのイメージがガラガラと崩れた。
…きっと他のジャニーズアイドルにも、強い覚悟のある人たちはいるのだろうけど、私にとってはそれは菊池風磨だった。


先ほどの風磨くんの言葉に戻ると、何をもって「裏切る」なのか私にはわからないし、風磨くんもあえて明言するつもりもないのだろうけど、誠実で居たいと願う彼は美しいなと思った。

彼の外見や軽い印象を受けるキャラクターからしたら、格好つけた発言とも取れるけれど、笑い飛ばすにはあまりにも真剣な表情をしていて。
22歳の青年が軽はずみで言った言葉ではなく、考えて、選んだ言葉を口にしていたように私には見えて、ああこの人は本気なんだな、と理解した。


歌の上手さもセンスの良さも頭の良さも才能も、菊池風磨を知れば知るほど好きになれるところは既にたくさんあったけれど、人としての美しさを見せつけられてしまったらもうだめだ。


誰の指図でもなく、自分の美学を貫こうとする人ってエゴイスティックで美しいと私は思う。

私はステージの上で繰り広げられる夢のように美しいものが大好きだから、「裏切るときは死ぬとき」と言ったアイドルを見たとき、とんでもない物を目の当たりにしてしまったという衝撃と衝動があった。


同時に青さも感じた。
死ぬと思っていないから、死を口にできる幼さ。
でも、死を口にしたアイドルという偶像の覚悟はとてつもなく、重く、強く感じられた。

22歳だからこそ持てる強さと美しさなのかな。
さらにそのバランスにまたとない美しさがあってぐらりときた。


死を題材にした今年のサマパラのことを思っていると、STAGEコンオラースの菊池風磨の挨拶と覚悟を思い出した、というお話でした。

Summer Paradise 2017 風 is I?

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最高の夏が終わってしまった。
きっと私にとって、最初で最後の菊池風磨のサマパラになるんだろう、という思いが一層私を感傷的にさせた。

でもなんだか寂しい気持ちよりも、最高だったという気持ちの方が強くて。
最高の思い出がまたひとつできた喜びの方が大きい。

切なくて儚くて、刹那的なあの瞬間にしかなかったものたちだからこそ、宝物のようにきらきらしている思い出。


汗が吹き出す暑い暑い真夏。
太陽の日差しが届かない都会の地下に、まるで秘密基地に向かうみたいに集まって、時の流れを忘れて…むしろ時を逆回転させて楽しんだ。
不思議な不思議な時間だった。

忘れたくないけれど、忘れてしまうことは決して悲しいことではないと伝える菊池風磨の公演、もとい、菊池風磨って面白い人だ。

切ないけど明るい。
切ないけど楽しい。
人生ってそういうものなのかも、なんて22歳のアイドルに教えてもらった夏だった。


ミュージカルのように歌に重点が置かれて、そこにダンスがあり、感情があり、歌と歌とが繋がって物語が進んでいく。
今回のテーマ「アイドルに死」というインパクトが大きくて、好き嫌いは分かれるかもしれないとは思ったけど、私は菊池風磨のギラリと鈍色の光を放つ輝きに心が揺さぶられた。
改めて、凄い子が居るなあって。


正直初日は、前回の風 are you?の方がわかりやすくて好きだったなあと思ったりもしたけれど、回を重ねるごとに良さがわかってきて、今回はすべてを理解することよりも、ただただ楽しいと思える今この瞬間を楽しむことなんだと思えたら、ジャニーズのシンボル的?アイテムのうちわを持たなくなっていたw
個人的に、私がずっと慣れ親しんでいる界隈がうちわ文化のないところだからうちわが無い方が気楽だったのもある。

音に揺れて、手を叩いて、口ずさんで、笑って、ドキッとして、心が揺さぶられて、ほら凄く楽しい。
参加する、空間のひとつになるのって凄く楽しい。
音の海に乗り出して、時に甘く、時に可愛く、時に切なく、時に激しく、時に淫らに…様々な声音に表情を見せ、歌とは菊池風磨を表す大きな大きなひとつのエレメンツなんだと思った。


うちわを持たなくなって気づけたのは、私が好きなのは風磨くんの甘くて切ない歌声、小顔で手足がスラリとしていて等身が美しいこと、伏目がちな瞳、横顔が素晴らしく美しいこと、どんなに悪ぶっても育ちの良さが垣間見える雰囲気、そして格好つけの仮面が剥がれて綻んだ笑顔なんだって気づいたら、あれ?うちわいらないじゃん???って。
私の存在を可視化する必要性ないじゃん???って。
存在こそがファンサじゃん???って。
見ているだけで、あー好き!!って思える。
好きが更新されていく感じ。
…そしてこれは本格的に病気だ、と悟ったw


あと、風 are you?を映像で見たときは、凄い子がいるって衝撃を受けたのと同時に、21歳で既に自分の世界が出来上がっていて、スタッフの協力があったにせよ一人でここまで脚演できてしまえるのにグループ活動に耐えられるのかな?辞めちゃっても無理ないよな…と思っていたけど、今回の風磨くんはSexyZoneの菊池風磨だと感じられた。
ひとりだけ突出してやろうとか、自分についてこれないなら足を引っ張るようなら置いていくことも厭わないようなキレッキレな精神がなくなっていたような気がした。
ふわっとした表情もするようになったなあって。


さて、今回のコンサートは、12歳の菊池風磨が死んでしまって、22歳になった菊池風磨が一夜限り戻ってくるという物語だけれど、テーマとしては、もしあのときああしていたら…という後悔をやり直す、今ではない別の世界線の物語。

私はド新規だから、風磨くんがSexyZoneに入る前にどこのグループにいて、どんなことがあって、どんな子だったのかを知らないから、風磨くんが元居たB.I.Shadowのことは全く知らない。
けど、もし風磨くんがSexyZoneに入らなかったら…という世界だから、元B.I.Shadowの髙地優吾くん、松村北斗くんの居るSixTONESと共にステージに立っていた。

危うさのある実験的コンサートで、菊池風磨の強気な性格が出ているなあとも感じた。
でも、この危うさがどちらに転ぶのかは菊池風磨の気持ち次第で、今のSexyZoneで売れていく覚悟を決めた菊池風磨にとってこのコンサートの意味は「決別」なんだろうと思えた。

オーラスでSixTONESから風磨くんへ、サプライズの手紙で田中樹くんから「もう後悔はないか?」と問いかけられていたことが象徴的だった。

きっと、後悔がたくさんあったんだろう。
後悔というか、心を残してきたことがたくさんあったんだろう。
涙を溢れさせた彼を見たときにそう思った。


SixTONESに入った方がロックとか好きなことをやれたんじゃないかと思ったりもしたけど、SexyZoneに居る方が『あいつ何なんだ?』っ2て注目されてSexyZoneに居た方がおいしいんだ」って風磨くんが半分本音、半分照れ隠しに口にしたこと、素直じゃないなあってこっちが恥かしくなったし、それに追い討ちをかけるかのように「SexyZoneでやっていくんだって覚悟を決めたんだなあって感じたことがあったよ」と言われて、視線を落としてもじもじしてしまう風磨くんが愛おしく感じられた。

風磨くんにとってSexyZoneは兄弟同様に育った幼馴染の女の子みたいだね!って思う。
当たり前のように近くに居て、一緒に育って、むかつくこともケンカすることもあったけれど、やがて自分の想いに整理がついて自分の気持ちにも気がついたんだけど、いまさら照れ臭くて素直に好きって言えない男の子みたい。
風磨くんはずっとSexyZoneに片思いしてるんだね!
でも片思いだって思っているかもしれないけど、SexyZoneは風磨くんのことを愛してくれているよ!
もうさ、ヒュ~~~~ってなる。
菊池風磨×SexyZoneというカップリング。


でも、もしSexyZoneに入らなかったら…という話を聞いていると、5周年記念座談会でSexyZoneでデビューするときどう思ったかと聞かれて「嫌だった。今までの仲間たちがいるのに複雑だった。でもデビューできるってときにそんな贅沢言ってられないから」と、自分の感情を大人になることで切ったことを思い出した。
私は当時この風磨くんの言葉を聞いたとき複雑な気持ちになった。
もちろん風磨くんなりの想いがあったんだろうから「嫌だった」という風磨くんを否定するつもりは全くないし、そうだよねって理解もできたし、薄々わかっていたことだけど、それでも私はSexyZoneにいる風磨くんが好きだったから「SexyZoneに入るのが嫌だった」と本人が口にしているのを目の当たりにしたことは少なからずショックだった。
それに、その風磨くんの発言にメンバーもなんだか寂しそうに見えて、メンバーをそんな顔にさせてしまう風磨くん嫌だよ…って思った。
私は、たとえ好きな人でもメンバーに悲しい想いをさせる人は嫌いだから胸がチクッとした。

けれど、今の風磨くんの「もしSixTONESに入っていたら」と話す口ぶりは、あのときみたいな暗い表情なんて見せなくてSexyZoneの菊池風磨というスタンスで話すから、間違いなくSexyZoneの菊池風磨なんだなあと安心できて、やっとSexyZoneでデビューすることが嫌だった風磨くんの過去を受け入れられた。
嬉しかった。

あと、毎公演最後に、SixTONESと風磨くんで写真を撮る演出で、風磨くんは写真には残らず消えてしまってSixTONES菊池風磨が同じフレームには収まらないのは、SixTONESSixTONESで、菊池風磨はSexyZoneへ、それぞれの道へ歩いていくこの運命は絶対で必然だと言っているように感じました。
こうしてきちんと別れを描いたのは、風磨くんがSexyZoneの菊池風魔として生きていくことを選んだからだと私は受け止めました。

ある意味、今は同じグループではない7人だけど、もしかしたらあったのかもしれない世界を見せつけてくる残酷なコンサートとも思えましたが、たとえ残酷なのだとしても今を選んでくれてありがとうと、今を愛している私は思ったし、今をこれからも愛していきたいなと改めて強く感じました。
…写真から消えるってSF映画あるあるだな~~~風磨くんSF好きそうだもんなあ~と思ったのは余談ですw


最後に、この解釈は無限にあるんだろうけど、私としては最後に出てくる「風 is I」は俺はどこの世界に行っても俺は俺だし、俺の世界を愛するよと言っているように聞こえました。
残してきた気持ち、悔しい気持ちだってあるだろうけど菊池風磨は今の自分を取り巻く人々と世界を愛していて、それはこれからも愛していく覚悟を見せてくれたように思いました。

そして、今回のコンサートは、普段はそれぞれ別々の世界にいる私たちが、菊池風磨の今と私たちの今とが繋がって、同じ時間同じ瞬間の「今」を共有することで完成したステージだったのだと思いました。


…すべてを理解しようとするにはなかなか難しい公演だったので、だからこそ私はこうして3000字も超えるテキストを打ってしまっている\(^o^)/
菊池風磨の公演は考えて意味がある公演だから面白いね!

6/18 1部 嵐のワクワク学校2017~毎日がもっと輝くみんなの保健体育~

今年の助手はセクゾちゃんということで、登校前からおらワクワクすっぞ~~~ってな感じで、意気揚々と2年ぶりにワクワク学校の門をくぐりました。


ざっくり助手のセクゾちゃんの様子をまとめると、


ケンティーうんこになる。
勝利のエアうんこシーン。
菊池風磨爆モテ集中砲火。
聡くん安定の全力投球っぷり。
辛辣ウス。
菊池風磨のお兄ちゃんみ。
生まれたての子鹿なふまけん。


という感じでした。


以下、風磨の感想と印象的だったシーンを備忘録として。


まず、STAGEオーラス以来のリアル風磨くん、髪色がパステルピンクになっていてびっくりしました。
遠目で見たら、まあありかなーと思ったけどアップになるとやっべえwwwって感じでしたw
若さを振り回してるって感じが凄くしました。
ちなみにつむじを見た感じ最近染めたのかな?って感じでした☆


助手のセクゾちゃんが登場するや否や、障害物競走が始まり、風磨は十八番のフライングスタートで1位に飛び出し最後まで死守。
走る勢いはそのままに華麗に跳び箱を飛ぶ姿は少女漫画の爆モテキャラさながらのお姿。
そして、パンに飛びついて一発でひとかじりする様は無限にパンをあげ続けたくなる可愛さで、もぐもぐ要素であるパン食いを考えた人は天才。


・ケンティーうんこになる
母になる。みたいなノリで書くんじゃないよ!って感じだけど現実だったから仕方ない。
人間の消化機能を説明するにあたり、助手のケンティーがうんこ役をやるところで初っ端からもう何でもありなんだな!?ってケンティーの(ハートの)強さがハンパなかったんだけど、顔のうるささ、動きのうるささが本当にやばくて、これは中島健人担のお嬢さん方は大丈夫だったのかな…?

私としてはケンティーwwやばいwwwって笑ってたけど、いかに奇行に走ろうとも中島健人ブランドは崩れなくて、どこまでもアイドルとして確立していて中島健人は凄かった。
さすがに無いと思うけど、2017年のカレンダー巻末での「俺がこれから体験すること、すべてを許してほしいな」にはうんこ役も入っていたのか…!?と深読みするとケンティーの匂わせアイドル力パネエ。匂わせだけにとか言わないでください。
でも、昨今の子ども達の便秘問題において、うんこをすることは恥かしいことじゃない!と説くケンティーはアイドルとしてとても正義だったと思う(急に真面目)。


勝利のエアうんこシーン
そのまんまなんだけど、ケンティーが夕飯で食べたお肉がうんこになるまでの図解に協力したのと同時に、勝利は夕飯を食べて、テレビを見て寛いで、就寝。翌朝目覚めてトイレに行くまでを実演。
外枠だけがあるスケスケ個室トイレで顔面人間国宝勝利がエアうんこシーンをやるの、容赦なかった。
昨今のアイドルは大変だな!
でも照れて拒否したり、文句を言ったり、笑いに持って行かず、教えを説くためならばうんこシーンも真面目にやるのはセクゾちゃんくらいかも…と思うとセクゾちゃんに限りなく尊さを感じる。


・聡くん安定の全力投球っぷり
「女性はか弱い存在」と言ったばかりに、聡くんは女子プロレスラーアジャコングさんと相撲を取ることに。
聡くんが全力で突っ込んでいき、勢い余って吹っ飛んでアジャさんにガチで心配されつつ、聡くんが勝ってしまうという進行上の事故が起きたとき、風磨くんは机につっぷしたまましばらく肩を震わせて爆笑し続けてて、ひ、ひぇ~~~~学生生活を覗き見しているみたいだ~~~~と興奮しました。
机と椅子があって、机に顔を突っ伏してゲラゲラ笑うアイドルなんてそうそう見られるものじゃないからな!?
ワクワク学校にSTY


菊池風磨爆モテ集中砲火
アジャさんに見た目が好みだと指名され、匂いも合格だった菊池風磨

菊池担の女の子に告白されて、「俺も好きだよ。○○は俺のどこが好き?」って聞くのほんと激重。
呼び捨てなところに爆モテを感じました。
でもそんな爆モテ風磨くんなのに、告白待ちをしている間はずーっともじもじ風磨で、それを見ている私は菊池風磨の友人Bって感じだった(?)

わいわいといつメンで帰宅途中、グループの中心的存在の風磨が下級生の女の子に呼び止められて、私たち友人は告白されている風磨を少し遠くから見ている…的な。
私たちには見せたことがない表情をしていて、風磨、あんな顔もするんだ~みたいな。
なんか見ているこっちがむず痒くて照れるんだけど!みたいな。
ちなみに、友人Bは恋心がないと言えば嘘になるけど友人として過ごせている今の関係で十分幸せって思ってる女友達で(どうでもいい)。
風磨はそれとなく気づいてはいるけど気づいていないふりをしてくれてるっていうね(爆モテ)。

とにかく、ふたりを見ているこっちが恥ずかしすぎる案件で、私の中の夢女の暴走待ったなしだった。
ふたりとも本当にごちそうさまでした!
可愛い!

「車をバックさせているとき男らしくてカッコいい」→「それでモテるんなら俺これからバックで運転する」とベタな回答をして、秒で嵐兄さんに突っ込まれてご満悦の嵐担こと菊池風磨ちゃんだったけど、もうバックで車運転しなくていいね!


・辛辣ウス
大野先生「小学4年生の時、割り算が出来なくて」
マリウス助手「確かに出来なさそうですね」
生徒の勝利くん「何を言う!?」
勝利の、先輩をうっかりディスったマリウスに秒速で反応して叱る口調、時代劇?っぽくて笑いましたw
勝利のフォロー力は信頼できる。


(男らしさ女らしさの授業中)
生徒のマリウスくん「聡ちゃんもよく悪口言う」
なんで突然松島が攻撃されてるの!?やめてよー!どうしたどうした!?と騒然となる教室。
翔先生「今日は暴れウスだな☆(どや顔)」
翔先生の○○ウスシリーズ気に入り過ぎ問題。


菊池風磨のお兄ちゃんみ
風磨の運脳能力を高める方法紹介VTRで、走りが遅かった女の子がトレーニングの結果、走りが早くなって自分のことのように喜び、喜びを分かち合ってる姿、お兄ちゃんみが素晴らしくて24時間テレビ見てるのかと思った。
幼女との絡みis最高。
世界平和を感じる。
あと、小学生男児女児を「お友だちたち」と言う風磨くんに、N/HKはおにいちゃんといっしょを放送すべきだと思いました。


・生まれたての子鹿なふまけん
「自分に合ったスポーツを見つけよう」ということで今回はジャニーズのお家芸と世間では認識されがちなローラースケートで競争をすることに。
年下3人はローラースケート経験者なのに、まさかのふまけんが未経験。
立っているだけで精一杯なのに調子に乗った風磨くんは格好つけた結果、お尻から盛大に転び、鈍くさ風磨くんが爆発していて、さらに助けようとしたケンティーもお尻から転ぶという、ふまけん案件LOVE&PEACE尊すぎた。
でも、風磨くんは身長があるのでお尻から一気にこけると迫力がある分衝撃も大きいと思うし、ケンティーは映画が控えている身だし怪我にはほんと気をつけてほしいです。ファンより。


当然競争は嵐兄さんの圧勝で、ラストランナーの風磨はみんなに見守られ滑りながら「でも~初めてにしては滑れてる方でしょ?」と自分に甘い評価をつけ、嵐兄さんたちから褒められたがっていて伊野尾慧みがあった。余談。
なお、嵐兄さんに「そういうのはいいから」とバッサリ切られていましたw


そして走り終わった後、ステージに戻らないといけないのにローラースケートをはいたままのんびり休憩していたお兄ちゃんズことふまけん。
急いでローラースケートを脱ぐふまけんには平和を感じました。
マイペースシンメ^^


ついでに余談。
風磨くんが進行ということもあって、ローラースケートをはく前に一旦段取りを確認しにステージに戻ってきて、さっと台本に指を滑らせて読んでいた姿にぐっときました。
パルプになりたい人生だった。


あと、最後の校歌斉唱でふるさとを歌っている風磨くん、微笑みが慈愛に満ちていて聖母でした。
あっやばい拝んじゃう、後光差してる…って震えたよね。

ところで、ジョンでのワクワク学校への意気込み記事の風磨くんも慈愛に満ちた微笑みだったし、マリアか菊池風磨か、みたいなところあったよね。


以上、余談も多くてまとまりは全くありませんが、今回のワクワク学校で収穫がたくさんあって楽しかったです!

セクゾちゃんたち、授業中もちゃんと椅子に座って姿勢正しく授業を聞いていて、いい子たちだな~~~って私は終始デロデロしてしまいました。
ただ座ってるだけで、えらいねえらいね~~~おじちゃんが飴ちゃんあげちゃうよぉ~~~って私の中のショタおじさんがめちゃくちゃ甘やかしてました。


やはりセクゾちゃんたちは無限に推せるな…!と改めて感じたワクワク学校でした。

SexyZone presents SexyTour2017~STAGE 後編

MC
コンサートの予習なしで行ったので、風磨が回しをしていることにまず衝撃を受けました。
特にアイドルや芸能人の22歳って社会人の22歳以上に子どもっぽかったりするのに風磨はしっかりしてるねぇってなんだか感動しちゃいました。


風磨のトークといえば、城ホ公演は新年度1回目公演だったので、最後の挨拶で、明日から新年度!学生は学校頑張れよ!…社会人は仕事頑張れよ!って社会人にもご配慮頂き嬉しかったことを覚えていますw
この子はできる!と思いましたw


風磨だけに限らず、セクゾはみんなしっかりしていて偉いなあって感心しちゃうのですが、でももし、ケンティーも風磨もグループ内の最年少だったらここまでしっかりしていなかったんだろうなあとか思うと、グループって本当に尊い
グループという小さな社会が与える役割ってすっごく面白くて、人格形成にも表れていて今の彼らの個性が伸び伸び発揮されているのはグループのおかげでもあると思うので、グループって奇跡みたいなことだと思う。
…まあケンティーに言わせれば奇跡なんかじゃなく運命なんだろうけど!
風磨が最後の挨拶で話していましたが、誰一人欠けちゃいけないグループなんだなあと改めて。


城ホでのMCは、風磨のオールバックの髪型がマリウスの髪型と同じということで。
風磨が「どうして髪型俺の真似したの?」「前髪があると汗拭いた後崩れちゃうから」「ほかに理由は?」「風磨君の見てていいなーって思ったから」「理由はそれだけ?」「……かっこいいから」ってしつこく聞いて「かっこいい」を引き出させてて何のプレイ見させられてるんだろう???ってめちゃくちゃ思ったw
あと、マリちゃんに最後まで言わせといて風磨は嬉しげなんだけどひとりにやにやしてるだけで、何も言わないの何なの?へんたいじみてない???
余談だけど、城ホで初めて菊池風磨を見たとき、髪型がオールバックで謎のパリピサングラス着用率が高くて、うそだろ!?周りからたぶん菊池風磨担当になるんじゃない?って言われてたけど、無理すぎない!?って戸惑いがすごかったw
横アリでは髪型も戻っていたし、裸眼になっていたのでほっとしました。


横アリMCで印象に残っているのは、聡マリはお互いの機嫌が悪いときはなんとなく分かるという話に、「おしどり夫婦か!」って言う風磨の突っ込みにきゅんってしたの忘れられない。
たまに出てくる風磨の言葉使いの古さ、たまらない。
見た目がウェイってるのに、たまに古風さが出てくるのぐっとくる。ずるいぞ!
高学歴かつおじいちゃんおばあちゃん子だからなのかな???かわいい


それから、風磨が「俺、機嫌が悪かったときなんて一度もないしぃ~」とすっとぼけたら秒で客から「え~~~~~~」って非難の声が上がって笑ったw
非難の声を上げられるくらい、風磨ちゃんもお茶の間化したんだねえと思うとほっこりしましたw


あと、風磨祖母がコンサートを見に来てくれた話。
「おばあt・・・祖母が見に来てくれて」と初めは言い直したのに、結局、「おばあちゃんが~」と話し続けてて、もう開き直ったのかな?かわいい。
光るうちわだから見つけてねって言うおばあちゃんと、見つけられるか不安がる孫の風磨ちゃんの関係性可愛すぎるな???(ちなみに不安になった自分が馬鹿だと思えるぐらいおばあちゃんのうちわは目立っていたそうですw)
不良と捨て猫、不良と幼女、不良と祖父母エピは最強だからよろしくな。


MC後は、一旦はけて突然のSexyZoneならぬ、SexyZooのダンスできぐるみの動物たち引き連れて出てくるケンティー、風磨、勝利ときぐるみとのアンバランスさ、目がおかしくなったのかな???って瞬き繰り返しましたw着ぐるみ引き連れてるのに風磨はイキってるの、えもいわれぬかわいさがある。
セクゾちゃん、いつかディズニーとコラボしてくれよな!


Sweety Girl
きぐるみ曲。
曲が始まるまでの聡くんのトラと、マリちゃんのパンダが音遊びをしている演出はKAT-TUNの中丸さんのボイパコーナーみたいだなあとか思いました。懐かしい。

後半でお兄ちゃんたちが投入され、最後にきぐるみの頭を取るとき、うさぎの風磨が耳を掴んで生首を持つ落ち武者スタイルで!?して、ツッコミ待ちをしているのか微動だにせず、この人おかしい!?と目が離せなくなり、私は城ホでこの風磨を見てから、コンサート中風磨を目で追うようになってしまったという個人的に思い出のワンシーン。
それにしても風磨がうさぎってギャップ狙い?出来すぎてない???
あえて可愛い動物なのか、それとも「うちわにうさぎしてって多いけどどういうこと?」に対して「年中発情期だから」とか聞きかじった知識できゃっきゃしてるTHE男子発言をしていたけど…それでうさぎ???


あと、ツイッターでよく回っていたけど、風磨は最後に聡マリちゃんが可愛く寄り添っている前でサザエさんのOP(フルーツが上下に割れて中で踊ってるタマみたいな動き)をして邪魔するのがほんっとーにひどかったw
ふと、去年のカウコンで年齢上出演できない客席のマリウスを映すカメラの前に出て邪魔していたのを思い出しましたw
当時は全く風磨のことを意識してなかったのに、あれすっごく鮮明に覚えているなあ。
私はカメラ大好き、カメラの前でふざける人が好きなんだよね。。。


オーラスでは風磨だけでなくケンティー、勝利のお兄ちゃん3人で仲良く聡マリの前でサザエさんOPタマ芸をしていてかわゆ~~~~でした。
あと、この曲終わりの最後に、聡くん舌っ足らずにゆる~く「がお」って言うのかわゆい。


シルエット生着替え
シルエット生着替えであは~んなことをなさるのですが、みんな動きが硬いw
まだえろは早いね!これからの楽しみに取っとくね!って感じで、それはそれでよい!
でも菊池風磨演じるふまりん!もっとえろをください!(くそ大人)
弓なりにしなって、スカートベローンってめくるふまりん、しなやかだったら別の私誕生してたかもしれません!残念!!(?)
ふまりんはきっとお姉さま枠だから指でクイクイって挑発したり、唇に指を当てるなどの扇情的なポーズをしたらよかったかもねって思うんだけど、でもやっぱりまだふまりんには早いからやらなくていいです!><(どっち)


SexyGirlsの私のオキテ
初めて見たとき、国宝様まじですごい!?国宝は伊達じゃないな!?って思いました。
ノーメイク女装に違和感がないダニーちゃん、女子以上に女子。いとすごし。
ふまりんはぶりぶりぃ~~~ってなに?どうした???って感じですw
自棄になってるふまりんの中の人じわる。
きっとふまりんは女子にも慕われる姉御だし、経験豊富そうに見えて純情で好きな男の子にはツンデレ
ストレートロングヘアーに海軍みある帽子がとっても似合ってました。


映像
みんな超絶イケててしんだ。
こんなに全員が綺麗な顔のグループなんだ!?って改めて思うよね。
なかでも背中合わせのふまけんが何度見ても最高得点叩き出すから、つらい。
何度でも見たい。
風磨が背中合わせでにやって笑うの、何度でも軽率にしぬ。
映像に残してくれてSTY


5人でのIt’s going downからの24-7
この流れ好き過ぎて双眼鏡が手放せなかった!
レーザーの中から1人ずつ手を出して1人ずつ現れたりね、明暗のライティングが既に上手だし、あ~KAT-TUNみ~風磨~わかるよぉ~私もレーザーすきだよぉ~ってすっごい思った。最高。
24-7はLDHみ。
MVも好きだったんだけどコンサートでも、え~~も~~~すっき!!!って爆発していたので語彙力はゼロです。
セクゾちゃんは男っぽい歌を歌っても泥汚れた男臭さがなくて二次元。


Break out my shell
ジャニーズあるある突然の不穏な空気w
聡担の生きてる!?だいじょうぶか!?って感じの闇堕ち聡くん。


Slow jam
最高。
あ~~~大人で出会えて、よかったぁ~~~!(ちえみ調)
Slow jamが味わえる大人でよかった。
スクリーンに映し出されるメンバーと被せで入る文字もおしゃれ。
顔面偏差値東大アイドルたちが、それぞれ部屋で相手を想って切ない表情しているのがサイコー。
風磨、1回机に置いてあるものを思いっきり叩きつけて音がかすかにだけだけどマイクに拾われててちょっとした事故だったw
荒れてるのも胸がぎゅんってするからヒーヒーした。


基本的に風磨ばっかり追っていたけど、ふとマリウスちゃんを見ると壮絶なるヒモみがあってやっば!
危険な沼だ!と思って視線を逸らしました…w
マリちゃん、これからどんな大人になっていくんでしょうね。沼が深そうです!
ケンティーはベッドで戯れるので、毎回会場でキャーーーじゃなくて、ひぇえええって感じの、思わず漏れた悲鳴が起きてて心境が如実w
ところでケンティーに愛され、ケンティーが振られたとなると、ケンティーしつこそうで怖くない?そう思うのは私だけかな??
風磨ちゃん、最後にゆるーく腰を振ってくるそのゆるさに、うってなる。逆にやばい。


more(4/1大阪1部)、rouge
私の入ったときの城ホのmore、シャツのボタン一つも留めずに開けっ放しで、えっこれ児ポ法に触れない???えっ私見ても大丈夫???って不安で直視できなかった(児童ではない)。
横アリではちゃんとしめててほっとしましたw

ここのイントロ、ミックスにして、客を焦らすのほんとずるいよねえ。
まずおしゃれでいいなーって思うし、今回は何が来るんだ!?ってそわそわしてる客と曲が始まって今回はこれかー!って反応に初日みたいなワクワク感があって毎回一緒にテンションが上がりました。
客を味方につける憎い演出、舌を巻きました。


rouge、ソファーに腰掛けてそのまま背中から落ちてカハッてむせつつ歌うの凄くない?
初めて見たときうっかり勢い余って激しく落ちすぎたのかと思ったけど、オーラスでもやっていたので狙ってやってるのか…と思うともうなんなの!?って計算尽くでこわい。末恐ろしい。
しかも、背中から落ちて痛かったはずなのに泣き笑いするみたいな顔を手の甲で覆ってるのやばくない?
肉体の痛みより、心の痛みが勝っていて笑っちゃうというか、自分に対して馬鹿だなあ、どうして諦められないんだろう、俺はこういうタイプの人間じゃなかったはずなのにって自分で自分を笑ってる自虐的な笑みはやばい。

架空の彼女を説得するみたいに、まくし立てるかのように、過去を巻き戻そうとするみたいに歌うの、鬼気迫るというか、流暢な歌のなかにある圧が凄い。
歌に入り込むタイプなんだなーと思うし間違いなくこれは彼の才能だなあと思いました。
オーラスでは予定していたんだろうけど一部アカペラで歌うという熱さを見せつけてくれまして、ゾーンに入ってるな!?と目が離せなかった。
菊池風磨はここぞというときの集中力が凄まじい。


Hey summer Honey
ケンティーとJr.のちえみ芸もとい、ケンティーwithJからの、サマハニ。
「蜜を吸われる準備はできてますか!?」なんて客に言って許されるのはケンティーぐらいだし、ケンティーワールドが爆発していましたw
モーゼの十戒が如くバクステから、アリーナまでトロッコ移動という名の羽ばたくケンティーという青い蝶。

なぜだかわからないけどケンティーを見ているとミッキーみたいだなあって思う。
スタンダードなスターというか。
独自の世界観の濃さが印象に残りやすいけど、ある種正統派で王道というか。
だから圧倒的な人気で、SexyZoneのフロントマンなんだろうなあって思います。


Sexy Summerに雪が降る
歌の途中でセクベアがスクリーンに出てきて、ここも唐突にキャラが出てきてしゃべり出すのかwと思いました。
あの裏声なんなんですかねw

そしてオーラスではびっくりしたけど、風磨がじゃんけんに勝ったから、えーーーー風磨持ってる!っていうか持ちすぎでは!?って。
風磨がソロ歌ってるの1度は見たかったから嬉しかった~~~。
「告白するよ。お前らを愛してる」頂きましたーーー!
風磨ちゃんの愛してるは重いよ!STY
マリちゃん以外からwハグされる風磨かわゆ。
普段いじめられてるから仕返しなのかな?でもなんだかんだ風磨くんのファッションを真似てみたり、髪型の指南をしてもらうマリウス可愛い。
勝利はちょっと戸惑いつつハグするのがかわいかったw
お互いちょっとおずおずしててかわいいなあって思いました。
風磨おにーちゃーーーんよかったねえ!


with you
初期曲・初期の振り付けのままだったせいか、溢れ出るショタみ。
そして、風磨がフォーメーションダンス中よくみんなを見ていることが特によくわかる曲。
5/5横アリ1部の風磨、いつもならチラッと確認する程度が、なぜかケンティーから目を離さなくて、そのまま風磨、ケンティーと目が合ってその瞬間ばっと視線を下に落としたの忘れない…。
本当にあれ、なんだったの…。ふまけんやばい。


STAGE
初めて行ったときはここも我々が歌うの!?ってところまで歌わされてびっくりした。
愛してるも、ありがとうも、未知を棘が刺さろうとも歩いていくことを歌わされる(誓わされる)なんて…。


コンサートに行くまでは少なくとも棘が刺さるのはセクゾのメンバーたちに待ち受けている困難だと思っていたんだけど、思えば薔薇=セクゾの象徴だし、セクゾがぶち当たる困難に立ち向かうのはセクゾ自身はもちろん応援しているファンもか…と、1回納得したものの、やっぱりこんな発想セクゾの考えていることは全くクレイジーだぜ…って思うの(褒めてる)。


人間の心理的に大きな会場になるほど、他の人が歌うだろうし自分は歌わなくていいやって人が多くなって声が小さくなりがちだと思うのですが、横アリなのにめちゃくちゃ声が出てるし綺麗に音取れてるしびっくり。
セクゾは宗教だな。。。


そして風磨は客をのせてその気にさせるのが上手い。
そういう人に私は!弱い!!!


アンコール・Sexy Zone
デビューコンサート映像と重ねて登場するのなんというエモさ。
デビュー当時はビシッと登場しているのに、5年後22歳の菊池風磨くんは逆にてへって感じで毎回出てくるのちょーかわいい。なんなの???


そしてオーラスではセクベアの指示通り、薔薇をSexyZoneに捧げる約17000人のファン。
やばい。

オーラス公演入場後にもらった薔薇であり、SexyZoneに捧げし薔薇。
ちなみに後で、棘もついていることに気がついてゾッとしました。
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カラフルEyesとMake my day
5人体制に戻った後リリースされた曲カラアイでファンサをしにいくのが、5人でSexyZoneであることを強調している今回のツアーコンセプトとしてよく考えられてるなと思いました。
Make my dayはオイオイ拳上げる曲なんだ!?って衝撃w
それに「瞳で愛す」カラアイと「オレをスキになれ!」の黒崎くんのいいなりになんてならないの主題歌のこの2曲でお客さんにファンサしにいくのほんと良く出来てる。
アイドルだなあ~ってつくづく思う。良い。


そして、スタトロで初めて風磨を近くで見たのですが、自分でもあほなのかな???って感想だけど、率直に言ってすっごい王子様感あって神々しく見えてやばかった!!!
近くで見たらオラオラしてて、怖い感じなのかなあとか思ってたのに、ひ!?スタイルお化け!小顔!王子!!!ってシナプスが駆け巡りました。
心が一瞬にして16歳になった。

あと、ちょっと離れた距離から自分のファンが居る場所をあらかじめチェックしといて近くに来たら振り向いてくれるシステム?にヒーヒーした。
よく私は来るぞ来るぞ…!ってドキドキして待ってて直前で後ろ向かれるタイプだからwこっち向いてくれたときは、えーうそ~~~ってなった。
意外に風磨は上段下段等しく顔を向けてくれるから神でした。
他のメンバーも来たと思うけど、風磨に放心して記憶がないwやばいw


Congratulations
ファンが歌うワンフレーズの「心には距離なんてない」の風磨ソロのフェイクパートを忠実に再現する客ってすごない?w
全くセクゾは宗教だな!


捌けていくときに、また俺らと遊んでね!って言う風磨にまたライブに来てね=遊ぼうねって表現する人、私よーーーく知ってるぞ???って思い出したりw


Wアンコール
公演が終わるまでは夢見させて!って思う私なのでコンサート終盤に現実を突きつけてくるのって私はあまり好きではないので、風磨が「明日からド平日ですけど!」って口にしたとき、あーあのパターンかあって思ったんだけど、「絶対に負けるんじゃねーぞ!俺らもぜってー負けねーから!」って言葉が本気で言ってるって感じて、うん!頑張るね!!って素直に思っててあ、やば、入信してる・・・って実感しました\(^o^)/


Silver Moon
「明日も頑張れる気がする不思議な力さ」
薔薇を捧げたところで、彼らの力強い挨拶を聞いたところで心はがっちりSexyZoneに掴まれていたけれど、最後まで私たちに素敵な魔法をかけてくれるSexyZoneとこれから先も一緒に歩んでいきたいとまた新たに思ったのでした。


本当に良くできた公演だったし、このタイミングにSexyZoneのコンサートに行けて本当によかったです!

SexyZone presents SexyTour2017~STAGE 前編

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思いのほか長くなったので前後編に分けますw


私が初めてSexyZoneコンサートを見た後からじわじわと、SexyZoneって私が思う以上にビジュアルだけではなく立ち居振る舞いもアイドル力が高くて、プロ意識の高い集団なのでは??と思い始め、なんとなく(おたくのシックスセンスも言う)、オーラスは絶対に見届けないと!と確信めいた気持ちが芽生えた結果、大阪城ホールに始まり、横浜アリーナのオーラスまで、何だかんだで計4回見に行った次第です。
息をするように遠征慣れしているおたくって軽率だね!\(^o^)/


以下、要所要所省いて感想。


まず、毎公演、公演後の得も言われぬ満足感。
なんて良い曲が多いんだ!?と思えるのはセットリストの組み方、演出によるものだと思うので今回コンサートを統括してくださった菊池風磨Pには全力でお中元送りつけたい。
コンサートで曲をより良く魅せるには、セットリストと演出の力が大きいんだな~とつくづく思いました。


映像と重なって登場するセクゾってやっぱり二次元だったんだ!?と思わせるOPも最高だし、序盤から、ROCK THA TOWN、Celebration!、HighHighPeople、Miss Mysteriousと最高である。
風磨が作る以上、ROCK THA TOWN始まりに決まっているけどそれにしたってROCK THA TOWNには花があり派手で、ギラついた中にもSexyZone特有の品があり、とにかく最強な曲である。
最新曲なのだから当たり前なのかもしれないけど、今のSexyZoneを表す曲なんじゃないかと思う。

私には依然SexyZone=レディダイ=可愛い最年少アイドルイメージがあったんだけど、ROCK THA TOWNで5周年コンサートが始まるこの現実。
新時代の幕開けなんだと思った。
なにせROCK THA TOWNに引き寄せられたド新規だったので歓迎されている気分になった。


そしてROCK THA TOWNの勢いはそのままにCelebration!になだれ込む。
曲中、風磨の「盛り上がっていこうか?」に毎回脳内夢女声豚がしんだ。
二次元みたいなことするの冗談じゃない・・・。
こんなことされたら二次元の出る幕なくない???なんて、元二次元おたくは思いました。

ミスミスでマイクスタンドをステッキのように、かつ、女性を扱うような仕草を見せるのは、エロティックな演出なんだろうけどまだ不慣れなところが可愛い。
5人がステージセンターにぎゅって集結するのめっかわ。
まだ大人になんなくていいよ><って私の中のショタコンおじさんが言ってます。
風磨がよく周りを見て動いているのでそこも注目ポイントでした。


ところで自担がはっきり定まった2公演目以降、公演中風磨を双眼鏡で追っていてハッとしたんだけど、双眼鏡で覗く姿よりもスクリーンに映っているときがパーフェクトなビジュアルで、どの角度から撮られると自分が一番映えるかを理解している人なんだなあと思うとたぎりました。
ROCK THA TOWNのオフショット映像でも撮られるときの角度やカメラ前でパッと表情を変えるのでびっくりしたし・・・。
私はそういう人が大好きだから、それがわかってしまったところでしんだ。


Love Confusionはとにかく最高。
元から曲が大大大好きなんだけど、椅子を使ってダンスをすることを考えた人は天才。一等賞。
Love Confusionって下手するとMC明けに階段に腰かけたり歩きながらしっとり歌いあげる曲になりかねないのに序盤で歌ってくださり、なおかつダンスして我々の妄想力をさらに掻き立て、妄想を補完してくれるんだぜ・・・!神かよ。
なによりLove Confusion=恋煩い をしているアイドルを見られるなんて最高でしかない。
途中Jr.も出てきて、最後には全ての椅子で大きなひとつのハートになるの、ちょーかわゆい。
この演出でLove Confusionがますます好きになったし世界観が広がりました。
セクシーサンキュー!


勝利のソロ曲Why?は、5人を象徴するモチーフを用いた映像で、勝利が5人に拘った意思が表れていたんだなあって、今思い出してじーんとする。


Teleportationはおたくだいすきスクリーン分割!
どのグループにおいてもアイドルが遠い存在に感じられるスクリーンの分割、同じ世界の人間じゃないんだなあって感じられて本当に大好き。最高。
そしておたくだいすきテレポ!
テレポの何がいいって、君へテレポーテーションできるセクゾってやっぱり我々と同じ人間じゃないんだ!?って再確認できるところ。
アイドルの人間味も愛おしいけど、ステージ上で最強なアイドルを見て圧倒されるときって快感。

あと、風磨のホッケーでもする?っていう手袋が好き過ぎた。
着ぐるみの手みたいな大きすぎる手袋をはめているのが不恰好で好き過ぎた。
次のレーザーマリオネットのための手袋なのでみんなしてるんだけど、見続けていく間に、あれっ手袋ってちょー萌えない!?って開発されました。
しかし風磨のスーツ、パステルピンクでさ・・・ノブ子・・・って思ってしまったけど、続くアイドル曲のための風磨なりのアイドル戦闘服なんですよね???
初めて見たときはやっべーーーって思ったけどw、見慣れてきたころにはうさぎさんみたいでかわいいよ!って思いました(ちょろい)


レーザーマリオネットでのオルゴール風のSilver MoonからのKing&Queen&Joker
悲しいほどにアイドルだよね。
公演日によっては笑いが起きていたけど、お嬢さん方にはまだ難しい味わいなんだなあと思ったりして。

サマパラ2016でも風磨は子ども時代を美しく、触れれば壊れてしまいそうな繊細かつ幻想的ものとして表現していたけれど、決して憧憬としては描いていなくてそれは儚い過去との決別のようでもあり、感傷的な人なんだなあと感じたことを思い出しました。
それは今回のレーザーマリオネットにも反映されているように思いました。
童心を美しいものとする一方で、その美しさには悲哀が深く、かつてのグループ方針の色が濃いKing&Queen&Jokerをレーザーマリオネットで操られて歌い踊るというのは、大人への反抗なのでしょうか。
なんだか胸がぎゅっとなる。

俺たちはこういうこともできるけれど、自分の意思ではやりたいのはこれじゃないんだと言っているようでもあり、心なしか、風磨の笑顔も人工的なアイドルスマイルで、可愛いんだけど、なんだか悲しみが見え隠れするような、影を感じてしまいました。


引き続きファンタジーで、マリウスソロのダンケシェン
見るたびに、マリちゃんは魔法使いだったんだね!って演出ができる存在するだけでファンタジー成立可能キーパーソン・大天使マリウスがいるセクゾはどこのグループにもない強みだよね!!!って思います。


よびすて
たまらなくかっこよい。
Mステで見たときは衣装が普段着っぽいし秋なのはわかるけど茶色…顔面は美しいけどなんか野暮ったい…セクゾが現実世界で生きているみたいで嫌だ…って思っていたけど、コンサートは衣装でぐっと大人っぽさ、王子っぽさがあり、非現実的で良い曲じゃん!とあっさりと手のひらを返しましたw
衣装ひとつで、曲の雰囲気・ニュアンスががらりと変わるという発見に感動。
この衣装でよびすてを歌おうと発案した人にお中元贈呈。


キャラメルドリーム
SNOWで盛る必要なんてないくらい可愛いのにどうしたいんですか!?可愛いです!!!
ふまけん…風磨の驚いて口を大きく開けてお手手で隠す女子み溢れるあざとい仕草なんなの。。。
どうしたいの!!!
どうすればいいの!!?(混乱)
イケからのあざと可愛いのコンボに情緒が不安定になる。
ところで、JUMPがしれっとシングルに忍び込ませてきそうなこの激甘キャラメルドリーム、よびすてのカップリング曲っていうの驚きじゃない?
すっかり、ここ最近は大人路線の曲しか歌わないぜ!ってなっていたのかと思いきやまだこんな激甘曲も歌ってくれるなんて・・・STY。。。


Hey Youはツムツム。
バクステ逆サイ席で入った日は、風磨のお尻!テッカテカ白スーツのお尻!わーーーい!って言ってました(黙ろう)
みんなが重なったあと、ちょっとためらってから重なる風磨がかわゆい。


後編に続きます~。

SexyZone presents SexyTour2017~STAGEで見た菊池風磨

SexyZoneツアー、気がついたら4回も入っていました\(^o^)/
ジャニーズは複数回入っても2回が限度だったのにそれを軽く超えてしまい・・・すっかり出来上がっている遠征と複数回入ることへの抵抗のないおたくを爆発させてしまいました!
複数回見ないといけないとおたくの警鐘が鳴っていたからどうしても無視できなかったんだ…!
そしてその勘は当たっていました。


改めて、そもそも今まで私の中のSexyZoneの認識って年下の男の子たちグループという感覚で、なんだったらJr.ぐらいの年下の男の子たちと思っていて、絶対はまったりしないなあって思っていました。
そもそもはまる、はまらない以前に興味を持つことなんてこれから先きっと無いだろうと思っていました。
だって年下だから。


年下がネックになっているのは、今まで一度も年下の人を好きになったことがなかったし、ファンになったこともなくて、年下を好きになる感覚って理解できないものだと思っていたから。
…二次元では平気で年下キャラを好きになれるんだから、アイドルでも芸能人でもファンになれるだろうに…今となってはちょっとおかしな話なんだけどw


それに私は我ながらがっかりするけど古い頭の持ち主で、年下の男の子を好きになることを恥ずかしいことのように思っていたから、はっきりと好きだと認めることにためらってばかりいました。


それに加えて私が気になっていた菊池風磨というアイドルは、辞めてしまうんじゃないかと思える人で。
本人も嫌だったと当時を振り返っているので実際そうだったんだろうけど、映像での彼はSexyZoneというアイドルグループの一員であることに不満そうなのは火を見るよりも明らかだったし、サマパラ2016で「SexyZoneになりたい」と決意表明をしていたものの、当時21歳にして既に自分の世界や方向性を確立していたように感じられたから彼はいずれ独立するのかもなあと思うと好きになると辛いかもしれないと思える人でした。


私がそんなことを危惧して二の足を踏んでばかりいたのは、田口さんの脱退が私の心の片隅で未だしこりとして残っているからで。
たとえグループの中で1番にその人のことが好きだったとしても、グループを抜けたら全くの別人のように感じて以前のように好きでいられなくなった私だから。
そう感じてしまう私自身にショックだったから、もう辞めそうな人を好きになりたくなくて、菊池風磨は気になるけれど、好きになりたくないと思っていました。


けれど、先日のツアーSTAGEのオーラスでの彼のまっすぐな言葉と世間の色に染まらない強さ、グループを守ろうとする深い愛を知ってしまってから、たとえ辞める未来が訪れたとしても今の彼の物語を見てみたいと、迷う私の心を覆す強い感情が私の中で沸き立ち、強く心が揺さぶられました。
まさに、各会場でファンが歌った『STAGE』の歌詞「その棘がささろうとも歩いていく あなたとこの未知を」という気持ちでした。
……あっ、我ながら重いし怖いな!?って思ってますからご安心くださいね!?(?)(突然我に返る)


私は外野だったから彼らの5年の歳月は想像しかできないのだけど、少年から青年へ移ろう5年の月日を経た彼らは美しかった。
それは過去の悲劇あっての美しさではなくて、それぞれがひた向きにまっすぐに向かってきたからこその美しさであり、そんな彼らの姿に私はこのうえもなく感動した。


悲劇を語り涙を誘えばそれだけで美しいエモーショナルなアイドルの姿なのだけれど、悲劇とは過去であり、過去の悲劇を中心に語ればこれからの未来、悲劇という過去なしでは語れない過去に縛られるグループになる。
そんな彼らの在り方を決めるとも言える運命の分かれ道で、彼らが口にしたことは過去ではなく未来だった。
それがとてつもなく感動的だった。
悲劇を悲劇としない彼らは強く凛々しく美しく、唯一無二だった。
彼らはきっと唯一無二のアイドルグループになるんだ、そう確信した。


そして、オーラスでの菊池風磨の挨拶で忘れられない言葉がある。
「(3人体制、2人体制になったとき)オレらは与えられた場所で必死こいてやって、とにかく目の前のことを100%200%でやって。そういう奴らって可哀想か?可哀想って言ってくれたり同情してくれたりしたけどそんな気はなくて」


自称「異常なほどに負けず嫌い」な彼らしい大人への対抗に、すっかり失ったとばかり思っていた私の童心がぎゅっとなった。
自分たちは決して可哀想じゃなかったと世間から与えらた色を否定し、エモーショナルという言葉で容易に片付けられる悲劇をこのSexyZoneというグループに背負わせず、世間の色に染まらない在り方を選んだのだと思うと、彼の言葉には強い意志と情熱を感じた。
そして菊池風磨がいるこのグループは強いと思った。


世間的にはSexyZone=ケンティーという認識だと思うし、フロントマンであること以上に彼は独特の世界を持っているのでケンティーの色が強いグループだと思われがちだけど、SexyZoneというアイドルグループとしては実は菊池風磨がいることこそがこのグループの強さなんじゃないか?と思って。
彼の言う「グループ愛」が目覚めた今、今以上にグループの結束はより強固に、世間の思惑に負けない強さを手に入れ、私たちの想像を超える魔法を私たちに見せてくれるんじゃないか、と思った。


そもそも、セクチャンを見ていたときも思っていたけど、尖った風磨がいることで、グループの一人一人の個性が際立っているように思うし、彼が居ることで保守的にならないグループが成立していて、だからこそ各々個性的で、みんな違ってみんな良い、とても面白いグループだなあと改めて思い返したりもした。


もちろん、菊池風磨という王道アイドルグループで見るとイレギュラーな存在も、他の4人が居てこそ高まる存在価値なのだと私は思うし、菊池風磨の立ち居地も4人の存在あってこそ。
そして、つくづく他の4人は良く出来た子たちだな~と思う。
パンフを読むと、こんなお兄ちゃんを嫌いにならないでくれてありがとうね;;;なんてド新規のくせに聡マリちゃんを抱きしめたくなる。


SexyZoneというグループは顔面偏差値が高いだけではなく、バラエティ力、バランス感覚、頭の良さがあり、見ている人を不快にさせない(個人的に意外と人を不快にさせないアイドルって少ないと思う)、そしてそれぞれ可愛かったり素っ頓狂で…グループまるっと大好きだ。
こんな風に思えるのも年上ならではなのだと思うし、今では年上に生まれてよかった~~~とすら思うw
…いやでもJDに生まれて貧乏遠征しまくって風磨に貢ぐ人生も捨てがt


とにかくグループのメンバーをそれぞれに丸ごと好きになるのも初めてのことなので、なんて凄いグループに出会ってしまったんだ!と日々今までの当たり前を狂わされていますw
そして、本当に人生って何が起こるかわからないものですね・・・!


そんな不思議がとても愉快!
そしてこれからも、思うままに楽しく好きを増やしていきたいと思います!