きままなアラカルト

きみと追いかけてゆける風が好きだよ

24時間テレビ41 愛は地球を救う 人生を変えてくれた人

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今年もSexyZoneと過ごした暑い夏になりました。

驚くべきことに2日目の観覧に当選し喜んだものの当日が近づくにつれ、しんどくならないかな?と心配もあったのですが、途中でお手洗いへ抜けたりしつつも飽きずに観覧できました。
観覧はCM中のメンバーと出演者との様子やワイプに抜かれていないメンバーも見られるし、予想以上に見どころがたくさんあって、嘘みたいだけど13時間半が結構あっという間でした。


24時間テレビについては、あくまで番組の内容や広報力としてですが愛で地球を救うにはまだまだ手段と多くの時間が必要だと感じたものの、24時間テレビを通してSexyZoneはさらに美しく気高く強いグループに変わったと感じました。
そして、そんな青くまっすぐに向き合うSexyZoneの姿が誰かを変えるきっかけになっただろうと私は感じました。


番組に対しては、あまり肯定的な意見を持っていないので割愛しますが、24時間テレビのチャリティーグッズを買ったりまとまった額の募金はしました。
よもや私が24時間テレビに張り付いて見て、観覧して、募金までする日が来ようとは・・・自分自身が一番驚きました。
そんな、いつもならあり得ない行動を取ったのは、私がSexyZoneのファンであること。
そして、24時間ほぼ不眠不休で一生懸命に取り組むSexyZoneを無料で見ることなどあってはならない・・・!という私個人の気持ち他なりません。
本来であれば災害や福祉のために募金をする心持であるべきなのでしょうが、チャリティーイベントなので私の気持ちということで募金をすることにしました。
行動で気持ちを表すことは大切なことだと私は思うので!


私が特に番組中、SexyZoneに感銘を受けたのが、最後に人生を変えてくれた人について話した内容で、障がい者、健常者関係なく、その人と出会って心打たれた出来事をそれぞれが話していたことです。
そして、語る中で流したケンティーと勝利くんの涙も、潤んだ風磨くんの涙も自分に向けた涙だったこと。
聡くんとマリウスは素敵な笑顔で未来を描いたこと。
それぞれが自分の言葉でしっかりと話す姿に、一段とSexyZoneが好きになりました。
周りの人を愛し、もっと自分のことを愛せる人になりたいと言うSexyZoneはきらきらと輝いていて素敵でした。
きっと、SexyZoneはこれからも多くの人にとっての「人生を変えてくれた人」になっていくんだろうなあ。と彼らの瞳に未来を想像しました。


それから、嬉しかったことが、風磨くんが「必ず5人で頂上の景色を見て、頂上に行くまでの景色もこの5人で見ていきたいと強く思った」と話していたこと。


そんな私はSexyZone全員が好きだから菊池風磨を好きになれたと思っていて。
菊池風磨だけが好きだったら、きっと私はここまでSexyZoneも菊池風磨も好きにならなかった。
そうやって5人をぎゅっと言葉で抱きしめて5人の夢を語る風磨くんは凄く素敵で輝いていました。


格好つけの風磨くんにとって、今までのイメージと違った一生懸命取り組むダサイ姿を見られることは抵抗があることもあったのかもしれない。
でもそうやって、夢を実現させるために色んな事に挑戦して変わっていく風磨くんは勇気や夢や希望を発信できていると私は思います。
だから、「僕なんか」なんて卑下しないでね。


そして、もちろん全員が個性的で可愛く愛に溢れたSexy Zoneというグループを見つけられて幸せだと感じました。
24時間テレビ最大の収穫はこのことに尽きるかもしれません。


観覧中もたくさん愛をSexyZoneから感じました。

他のSexyZoneメンバーが居なくなり1人になった勝利くんの元に聡くんが戻ってきて、ほっとした表情になり楽しそうに聡くんと喋っていた勝利くん。
積極的に出演者へ話し掛けることもでき、メンバーの様子を見て気使って話しかけるケンティー。
人見知りだけど、疲れていても声を掛けられたら笑顔で話して相手に応じて笑わせたり、真面目な話もできる風磨くん。
出演者の周りを良く見ていて椅子が足りないか確認したり、毎回折り目正しい挨拶をする勝利くん。
聡くんは相手が誰でも等しく一生懸命話を聞いていて、聡くんの周りは笑顔が多いこと。
礼儀正しく相手の目を見て、時には屈んで目線を合わせて話をして、相手の様子に応じて対応を変えられるマリウス。
勝利くんがVTRに涙したとき他のメンバーはCM中も勝利をそっとしておいたこと。
涙が残る勝利くんをさりげなく目立たない立ち位置にしたメンバーたち。
VTR毎にほぼ毎回泣きそうになっては涙を堪えていた風磨くん。
改めてSexyZoneへの愛を再確認し、ありのままの言葉を口にしたケンティー。
USA歌唱中、カメラが回っていない脇でいいねダンスをノリノリで踊る5人。
観覧席に向かって率先して笑顔で手を振ってくれた聡くん、マリウス。
横一列に並んだSexyZoneがVTRを見ていて同じタイミングでそっくりの笑顔で笑った瞬間。
出演者全員が移動し観覧席がおいてけぼりになったとき、マリウスが誰よりも早く気づいて手拍子を求めるジェスチャーをして会場全体が手拍子に包まれ一体感が生まれたこと。
風磨くんが堪え切れず涙を流し止められなくなったとき、マリウスが優しく風磨くんの肩を抱いたこと。等々。


そんなSexyZoneは24時間テレビのメインパーソナリティを務め上げたとはいえ、5人は夢に向かって駆け出したばかり。

最後まで集中力を切らすことなく24時間テレビを真摯に取り組んだ彼らの姿の行く先には、数え切れないほどのたくさんの夢が広がっていると期待に胸が膨らむばかりでした。


最後に。
24時間テレビメインパーソナリティお疲れさまでした!
SexyZone5人でてっぺん目指そうな!!
Sexy時代、創っていこうな!!!

風 is I ?と菊池風磨のアイドル性

私は、私の生きられなかった人生を生きている人に憧れる。
菊池風磨もそのひとりだ。


そもそも、私が女で生まれた時点でまず風磨くんのようないかにも「THE男子」なノリは叶わないことだし、恐らく心も体も女に分類されるであろう私には無い感覚だから、別の生き物に見える。
とはいえ同級生に風磨くんのような男子が居たら怖いし近づかないけどwステージだからこそ、芸能人という別世界の住人だからこそ、眩しく、憧れているのだと思う。


去年の夏は風磨くんに対して「私の生きられなかった人生を生きている人」なんだと再認識した夏だった。
女の子だったらこんな公演になるだろうか?
女には無い感覚だなあって思ったのだ。
仲間との友情や愛情、関係性を女の私はそんな風には描けないと思った。
いくら男女平等とはいえ、男にわからない女の感覚があるように、女にもわからない男の感覚があると私は思っているし、そんな男特有の感性、男の世界というものを去年の風 is I ?からまざまざと感じました。
男の子だなあって感じたし、男の子の世界を少しだけ覗けたようで楽しくもありました。


風磨くんはキラキラ王子様アイドル性はないのだけれど、抜群にアイドル性の高さがある。
それは危うさと儚さだ。
格好つけで乱暴な言葉遣いをすることが多くて少年の様に自由に笑う、その辺に居そうな男の子なんだけれど、格好をつけることに自己犠牲も厭わない本物の格好つけだからヒヤヒヤさせられるし、たまに見せる寂しそうな瞳には、どこかへ消えてしまいそうな儚さがあって目が離せない。
菊池風磨は危うさと儚さのアイドル性が抜群に高いと私は思っている。


だから、開演直後に12歳で風磨が死んだことを宣告され22歳になった風磨が1日だけ甦るというぶっ飛んだ内容も、SexyZoneで風磨がデビューしていなかったら・・・というIFを抜きにしても、菊池風磨がやるからこそ成立した物語性だったと思っています。


私が風 is I ?公演を映像で見直していて、彼の燃え盛る命のほとばしり、命が削れていく様を感じたのは、『リリック』『喜びの歌』。
見る度、私は彼の不完全さと美しさと苦しさに、自然と涙がこぼれてしまうほどに心打たれてしまう。


『リリック』は、若さの爆発。
伝えたいのに全てを伝えきれないもどかしさと、悲痛な歌声が苦しい。
「明日も君に会えると願う 人はそれを愛と呼ぶのかな」
ストレートに愛を表現しないところがぴったりと風磨と重って見える。

続く『喜びの歌』では、「愛してる」なんて柄にもない言葉を繰り返す姿が、観念したようで、諦めたようで、悟ったようでこの上なく寂しい。

最後は穏やかに仲間へ自分にはない「明日」を贈り、自分のことは忘れてくれって最後の最後に格好つける。
かと思えば、再びアンコールで名前を呼ばれて出てくるときはお祭りみたいに騒いでいる。


本当に本当に風磨くんは男の子だ。
清々しいほどにまで男の子だ。
本当に眩しい。
生意気で、格好つけで、何となくいけすかないと思っていたのに、情に厚い義理堅さ、信じた道を貫く強さと危うさ、寂しそうに揺れる瞳や、少年の様な人懐っこい笑顔に気づいたら可愛く思えている。

そんな女の子が描いたかのような「男の子」性があるから風磨くんはアイドルなんだろうな。

Summer Paradise 2017 風 is I?発売に寄せて

映像化されないんじゃないかと危ぶまれていたサマパラ2017でしたが、晴れて発売おめでとうございます。
そんな夏の訪れとともに風磨くんについて振り返って書いてみました。


生意気な男の子。
菊池風磨というアイドルを初めて見たときそう認識した。


たぶん菊池風磨という名前と顔が一致するようになったのは少クラだった気がする。


クールというより不貞腐れているような素振りやそっぽを向いているような印象が強くて、けれど勝負事では本気になって勝ち負けに拘り、ライブパートではカメラに向かって斜に構えた鼻で笑うかのようなキメ顔をバッチリ撮らせる。
語れるほどジャニーズに詳しくはないけれど、なんとなくジャニーズっぽくない子だなと思っていた。


どのグループが好きだとか、誰が好きだとかは特になく、なんとなく毎週見ていた少クラで、なんとなく菊池風磨を気にして見ていた。
気にしてはいたものの、一番に応援すると決めてはいけないタイプだよねとも思っていた。
悪い子ではないんだろうけど・・・何が、という具体的なことはないけれど、担当にするには骨が折れる存在になるような気がする・・・と私の勘が告げていた。


私の様な日影者のおたくが選んじゃいけないタイプだと、後ろめたく思っていたのもあるし、理解できないだろうなーという気持ちが強かった。


私はなぜ?と感じた人に興味を持って、ファンになる傾向があるのだけど、菊池風磨へのなぜ?には根っからのスクールカースト上位ゆえの当たり前がまず存在していて、出発点からして理解できないもののような気がしていた。
そもそも、ステージ上の人間を本気で理解できるだなんて驕った考えを私は持ち合わせていないのだけど、共感したり、感覚が近かったり、異質なものだけれど理解して面白がるところまでに到達できなさそうだなと、菊池風磨には壁を感じていたのです。


・・・とはいえ、その人について考えるということは転がり始めていたわけで。
そこから少しのきっかけさえあれば壁はすぐに瓦解して、落ちるまでそう時間は掛らなかった。
きっかけはSexyZoneのコンサートを1度見てみたいという理由でSTAGEコンに入って、なんだか行かないと勿体無いことをことになる気がする!と言い出し急遽オーラスに入り、得体の知れなかった菊池風磨の人となりがなんだか少し見えたような気がして前向きな興味に変わり、次なる現場、サマパラに行くことは、もはや当然の流れになっていた。
今思うとこのタイミングだからこそファンになれたのだと思う。
けれど、そんな幸運とまるでジェットコースターに乗っているかのようなスピード感で転がり落ちていく、目的地があって走り続けられることは楽しさ反面、不安もありました。


ソロのサマパラに行くことはめでたく?菊池風磨の担当になったんだという高揚感と自覚と同時に、もしかしたらそんなに好きじゃなかったと気づくかもしれない・・・と思ったりもした。
前年のサマパラ風 are you?で菊池風磨の作る世界に興味を持ったから公演内容の好みに不安はなかったけれど、それでも幕が開くまでどうなのかはわからない。
それに加えて初めて行くジャニーズのソロコンサートでもあったので、どのような作法?があるのか、ファンの激しさ?がどの程度なのか全く想像がつかなかったこともあり、妙にドキドキしながら初日を迎えたことを今でも覚えています。


結論としては、全ての不安は杞憂に終わり、サマパラは気づけばあっという間に楽しく終わっていました。
難しく考えなくても楽しくて、自分の世界を表現することが上手で、会場を自分の色へ飲み込んでしまう。
ああやっぱり彼は音楽を愛していて音楽にも愛される才能があって天才なんだと感じました。
そして、菊池風磨って情に厚く、内に秘めたメラメラと熱い感情と激しさ、自分の身すら焼き尽くしそうな情熱、仲間を愛し、愛されているがゆえの強さと寂しさを抱えている繊細さもある人なんだと思い、菊池風磨の魅力にますます絆されていった。


そして、それから約1年経った今。
風 are you?で人間の多面性について話していたことを思い出していました。
正直、初めて映像で人間の多面性について話しているのを見たときは、そんなことを言う子なんだ!?とびっくりしたし、偶像でもあるアイドルが多面性を言及する怖さを感じた一方で、まあ当たり前といえば当たり前だよね・・・。でも若かったら悩む時期もあるのかなあ~と、大人故の意見も持って見ていたのだけど、それから1年経った今になって振り返ると、当時とは言葉の意味が違って感じられました。
彼はわかりやすく相手によって変わるタイプなんだなあと実感したからです。
事務所の先輩に見せる顔、仲間に見せる顔、芸能界の先輩に見せる顔、ファンに見せる顔・・・。


とりわけ、昨年のサマパラ風 is I?で元B.I.Shadowであるメンバー、現SixTONESとはしゃぐ姿はSexyZoneのメンバーに見せる顔と違っていたなあと今になって気がついたのです。
それ自体に優劣をつけるということではなくて、子供みたいにはしゃぐ姿、誰よりも輝いて、ねえねえって観客に話を聞いてほしくて仕方なく遠慮を知らないやんちゃな姿はソロコンサートで自分が主体であるからこそで、SexyZoneの中では見せない顔であり、ひいては自分の立ち位置を理解して振舞う人なんだなと1年経った今気がつきました。


そんな場面や相手、集団に応じて振る舞い方を変えられることは大きな長所だし、今年の24時間テレビでも賢く可愛く、ときに生意気さのあるw風磨くんなりの愛され処世術が発揮されるであろうことも見どころだなと思いました。


それぞれで過ごした夏を経て、SexyZone5人で過ごす今年の夏がまたひとつ楽しみになりました。

Sexy Zone repainting Tour 2018で見た菊池風磨

「俺らを笑顔にできるんだから自信を持ってよ」
昨年のSTAGEコンの風磨くんは最後の挨拶でその様なことを言っていたと記憶しています。


私はこの言葉を聞いて、えっめっちゃ上から目線じゃん!?と思ったのでした。
もちろん、私は彼らと対等と思っていないですし、むしろ眩しくて憧れを感じているので何ら問題ない上下なのですが、それでも言葉にされるのはなんだかモヤモヤして、頭の片隅にひっかかっていました。
怒りだとか何かはっきりした感情を抱いたわけでは無いけれど、私は風磨くんが伝えたいことをうまく汲み取れていないように思っていました。
風磨くんは上から目線で物を言うような人ではないという認識で私は菊池風磨というアイドルを見ていたから。


でも、今年は「自信を持って」と言う言葉をすんなりと嬉しいと思えた。
好きだなあとじんわりあたたかくすら感じた。


というのも、もしも自分が風磨くんの立場だとして、自分を笑顔にしてくれる存在がわたしなんて…って自分を卑下していたら私は悲しいと思うから。
嫌いな人、どうでもいい人に自信持ってほしいなんて思わないから。
だからこれって風磨くんなりの最上級の「好きだよ」という、ファンに対するラブコールなんじゃないのかな?なんて思った。
好きな人には自信を持っていてほしい。
上から目線なんかじゃなくって、風磨くんなりの誠実なラブコールなんだと思えて嬉しく感じた。


単純に少し言葉足らずだった去年(とはいえ気を配って慎重に話すことができるし、視野が広くて末恐ろしい22歳だ…と思った印象はかなりある)から今年は、さらに落ち着いて丁寧に言葉を選んで話せるようになったということも大きいのだけれど、風磨くんの愛がこぼれ出したやさしい言葉を聞きながら私はやっと腑に落ちたのでした。
風磨くんはキレッキレなツッコミも魅力的だし大切にしてほしいけれど、思慮深く誠実な優しい言葉はもっと似合うよ。


買いかぶりすぎなのかな?でも私は菊池風磨というアイドルをそう認識している。
ずぶずぶと沈んでいきそうな人が沈み切ってしまう前にそれとなく気づいて、大げさにせずさりげなく引き上げてくれる人なんだって思っている。
そっと先回りしてフォローができる人なんだって思っている。


このことは些末なことだけれど、ストレートじゃない風磨くんだから、ん???と思うことはあるし、都合良く考えているだけなのかもしれないけれど、やさしい気持ちで見守っていきたいな。
私はこういう気持ちで菊池風磨というアイドルを見つめていきたいなと思ったのでした。


これは風磨くんに限らずメンバー全員にもそう。
捉え方は人の数だけあって、正解なんて誰にもわからない。
捉え方を決めるのは自分次第。


言葉一つをとって観客である私たちは彼らの中に様々な色を見つけていく。
恐ろしさもあるけれど、面白い。
ステージに立つ人間を見つめることの魅力はそこにあると私は思う。


そんな風に考えを巡らせる度、改めて菊池風磨という考えさせられる面白いアイドルを見つけたことを幸運に思う。
次はどんな姿を見せてくれるのだろう?


暴走列車に飛び乗るみたいに、これから売れていくアイドルたちが駆け抜けていく姿を見つめることは片時も目が離せず、忙しくて愉快だ。

Sexy Zone repainting Tour 2018

repaintingツアーお疲れ様でした!
今のSexyZoneの色を見せてくれた、とても素敵なツアーでした。
恰好良くて可愛くて聡明で、だけどちょっぴりお馬鹿でクレイジー。
これまでのSexyZoneらしい魅力と新しいSexyZoneの一面が鮮やかに塗り重ねられていく、文字通りrepaintingされていったツアーだったと感じました。


とりわけ、fantasy~1秒の奇跡~、Silver Moon、フィルター越しに見た空の青の流れ、演出、その全てになんて力のあるグループなんだと何度見ても新鮮に感心させられました。


恐らく演出上、ツアーのコンセプト上でも一番の見せ場である流れを気負わず力まず、自然にやってのけるセンス。
ああもうずっとついていきたい・・・!そう思いました。


とても美しくて綺麗で神秘的で。
少しでもこの空間の空気を震わせたら壊れてしまいそうで。
息を詰めて見入った。
自分でも驚くぐらい心がビリビリと震えた。


我ながら大げさだと呆れつつ、でも至って大真面目に感動して、私は感受性を丸裸にされるようだった。
あのときの私は単なる宇宙のひとつだった。


美しくて神秘的で、男という性別ですら彼らにとっては記号でしかないと思わせる神々さがあった。
私が思うSexy Zoneの強さそのものを具現化したような。
むしろ私の想像?妄想?理想?を超えていた。


二次元から飛び出してきたようで、まさにSexyZoneってファンタジー!と証明されたような演出にただ立ち尽くしていた。
そして気づいたら涙が滲んでいた。


SexyZoneには人を虜にする神秘的な美しさがある。
SexyZoneを見て私たちが描いていく彼らの物語には、悔しい、辛い、苦しい涙ではなくて、美しい涙が似合う。
SexyZoneの持つ美しさには強さがある。


そう感じた。


未来へ希望しかない、若さ、キラキラしたものをたくさん感じて、そんな彼らがとても眩しくて、また一段と大好きになった。
もっともっと彼らの輝きを見てみたい。


そんな風に思えるSexyZoneを見つけられてよかったと再び噛み締めました。


ライティングも綺麗なんですよね。
ペンライトを消灯させて光と色を失った中、SexyZoneはわずかな光の中で歌い踊り、客席の白いペンライトの光でSexyZoneを照らし出し、青いペンライトの光とともに客電がつき客席とステージの明るさが一緒になる。
お互いが存在して、出会い、共に歩いていくという物語が歌詞だけでなく、ライティングでも演出されているし、ステージ上だけの物語ではなく、客席とも一体化している。


とてつもなく良くできていて、天才過ぎますSexyZone
これに感動しないわけがない。
最後にSexyZoneにとってのアイドル哲学を指し示してフィナーレを迎えるところに折り目正しいアイドルの姿も感じられるし、途中の挨拶にもあるように「冒険」を終え、1つの物語を見終わったような充足感もあり、「全てを塗り替える」のではなく「塗り足していく」というコンセプトを最後まで貫いたよくできた公演だと感心しました。
SexyZoneって美しいだけではなく頭も良いなあと改めて感じました。


美しい景色、物語をありがとう。


SexyZoneを見つけられてよかった!

2017年総括

ジャニオタとしてはSexyZoneと菊池風磨にどっぷりはまった1年でした!


よもや年下グループのファンになる日が来ようとは・・・!
人生何が起きるかわからんね!


わ~見ない間にSexyZone大人になってるじゃん~。セクチャンでこの子たち面白いな~って気になってたし1回はコンサート行ってみたかったんだよな~。えっ今年5周年!?アニバコンっていつもより演出が豪華だし売れた曲やるだろうしおいしい!(ド軽率)

・・・と、SexyZoneコンに行ったことは超超軟派な理由でふらっとコンサートに行っただけ。
で終わるはずが、
あれ!?なんでだろう!?理由はわからないけどもっとおかわりしたい!というか、これは最後まで見届けないといけない現場なのでは!?とおたくのシックスセンスが働き気づけばオーラス後、流れるようにするっと入信。
そして帰路で菊池風磨担になる決意も固めたのでした(何においても重い)。
その後はトントン拍子に、ワクワク学校、サマパラ・・・と選択科目を嬉々と履修した1年でした。


年下の人、及びグループのファンになりたいとまで思ったことは初めてだったので、戸惑いもあったのですが、今となっては時代を創るグループにおいて年齢なんて些末なことだし、むしろ年上おたくって悪くないな!と。
年下でファンをやっていると年上に夢見て幻滅することもあるんだろうけど、年下だと言うこと成すこと大抵かわいく見えるマジック最強。
かわいいネバーストッピング。サイコーーー!
意外に?年上女性への恋愛曲も多くて年上ファンへの福利厚生も手厚いし、次のアルバムは大人向けの気配だしありがたいです・・・STY(余談)。


とにかく、セクゾ沼にずぶずぶしたこの1年はすべてが新鮮でとても楽しかった・・・!
顔の美しさ、スタイルの良さ、プロ意識の高さ・・・なんつーハイスペックグループ・・・!
私の見ているSexyZoneの認識が更新されてばかりでした。
SexyZoneって顔面偏差値の高さでよく取り上げられるけどそれだけじゃないんだよ!


SexyZoneというグループが好きだな、ジャニーズの中で1番に応援したいグループだなと思ったのは言わずもがなSTAGEコン。
特に決定打になったのはオーラスの挨拶。
SexyZoneって頭の良い子たちだなと改めて感じたことが大きかったです。
どう見られているのか、どう見られたいのかを意識して考えて話せる人がステージに立つプロだと思っているので、それが全員できるSexyZoneは好きにならざるを得なかったです。
まだ若さに甘えてもいい年齢なのにしっかりとアイドルを背負って、ステージに立つ、まっすぐで強くて美しくて気高さを感じさせるパフォーマンスにも感動しました。
それぞれの異なる美しさがぶつかり合うような瞬間もあり、美しさは強さなんだなあと、新しい強さの形の発見にもドキドキしました。

あと、良い意味でメンバーそれぞれで信じる神が違う感じも凄く良い。
デビュー曲で「時代を創ろう」と歌っているだけあって、新しい次世代のアイドルだと感じさせる空気があって、もの凄く強いグループを見つけてしまった・・・!という発見にどうしようもなく私のおたく心が打ち震えました。


それから、私が担当したいのは菊池風磨だ!と確信したきっかけを書いていてみたのですが・・・余裕で3000字オーバーしたのでw端的に言うと、設定が魅力的過ぎた。


オラついて見えて怖そうだけど、コンサートではMCとして全員をよく見て回していて、しっかり者なのかな?と思いきやすっとぼけてたり、パリピだしチャラく見えるけど曲がったことは嫌いで礼儀に厳しく、筋を通したがり、でも甘えられる先輩には甘え上手だし、おどけてドヤるものの真面目に褒められるとすーーぐ照れるというギャップ萌えてんこもり。
君は二次元から飛び出してきたのか???どれがオフィシャル菊池風磨でどれが二次創作菊池風磨なんだ??え?どれもオフィシャルだって!?正体が掴めない!!なんなの!!って感じがやばい。ギャップ多すぎ設定盛り込みすぎ気持ちが追いつけない最高。


風磨担にありがちなことですが、私も顔は元々そんなに好みではなかったけれど、よく見てると表情がくるくる変わって・・・なんだかわいいぞ!?この人!?と気づいてから覚醒しました。
というか、このおたく特有の見続けていくうちに、あれ、うそ、おかしい・・・最初はそんなことなかったのに・・・え。。。顔が・・・好き・・・ってなる現象何なんでしょうね!?(余談)


感銘を受けたことと言えば、台風災害時のらじらーでの風磨くんのコメントに大層びっくりしました。
定型文、台本を読むのではなくて、自分の言葉で話していてときめきが止まらなかった。
多弁さだけではなく、私は言葉を大切にする人が好きなので正しく自分の意図や気持ちを伝えるための言葉を選ぶトークスタイルはドンピシャ・・・。
話す前に考えて、考えながら言葉を口にするのも私の弱いスタイル・・・。
STAGEコン、サマパラでの話しぶりからもビシバシと感じられて、あ~この人なんだなって思ってしまったな。

今年のサマパラの歌詞を咀嚼して、物語としてセットリストを組んでいたところもよかったし、センスも、才能も・・・あと声も好きです。
風磨くんの柔らかい声が好きだし、厚みがあるけど引っかかるような掠れた声も魅力的。
声オタ育ち、声が好きになると沼。


それから、ふまけんの関係性も沼。
オラオラ菊池風磨のシンメが王子様キャラ・中島健人ってところで既に二次元みが止まらないんだけど、10代~20代にかけては性格や考え方が正反対であるがゆえに衝突が耐えなかったが、現在は互いの違いを認め合い尊重し合っていている・・・って何この王道ストーリー。
風磨くんにおいては今やケンティーの全肯定bot兼モンペと化している・・・どこまで二次元福利厚生が行き届いているんだこの会社!?


そんな外からすればいじれる要素であるケンティーの王子様キャラを、いじれるポジションにいる風磨くんがいじらない選択を選び続けているという、風磨くんがケンティーブランド大事にしているのを見るにつけ尊い・・・ってなる。
あと、ケンティーとふたりになると照れくさそうなのたまらない。
見つめ合うと素直にお喋り出来ないTSUNAMI期大切にしていきたい。


・・・案の定、風磨くんの話が長くなりましたがw、この1年とっても充実していました!ということです!!


改めて、5周年だったし、主演ドラマもあったし、メンバーそれぞれが精神的にも大人になった何事においても良いタイミングでSexyZoneと出会えたな~ってつくづく思います。
このタイミングだったからこそ、SexyZoneのことが好きになったし、菊池風磨のことも好きになったんだと思います。
全ての出会いにSTY


来年のジャニオタとしてのひそかな目標は、ジャニオタのお友達ができればいいな!と。
嗜好、価値観問題等、ハードルは多々あるので難しいだろうなあ~と及び腰ですが・・・言うのはタダだから言っておく!w
出会えたらラッキーだな!程度の運まかせのゆる~い感じでやっていきたい所存。


来年もマイペースにやっていきます。
よろしくお願いします。

Summer Paradise 2017 風 is I? 感想

サマパラエントリー何回書くの???って感じだけど、自担への称賛が止まらないので最後にひとつだけ。


演出を見ていて、なんでTDCにいるんだろう。ドームで見たい!とかなり思いました。
客の視線誘導と、セット転換、できるだけ自分のステージ不在時間を作らない、客を飽きさせない2時間半。間の使い方も既に上手。
細かいところにまで気を配っているなあと感じました。


カバーする曲については、他のグループのコンサートに行ったことがあったし、少年倶楽部をよく見ていた時期もあったので結構自信があったのですが、いざ始まると誰の曲なんだろう??の連続で、後で調べて、え!あのグループがこんな曲を!?という驚きがたくさんありました。


なかでもSMAPは本当に凄い。
言うまでもなく、だけど体感した。
底抜けな明るさがあって、キャッチーさがあって、しゃれっ気もあって、一瞬で気持ちがひとつになる。
SMAPの偉大さを改めて感じました。


全体的に愛を歌った曲が多くて、男女の恋愛をストレートに歌っている曲もありつつ、恋愛曲を男同士の友情として歌っている曲もあり、菊池風磨表現者だな、と思いました。
曲を自分のコンサート色に変えられるのは才能だし、歌の意味を広げることができる、リスペクトありきで菊池風磨の歌として歌えるのは表現者としての才能を感じざるを得なかったです。
何より去年より歌が上手くなっていた!
TOKIOの曲はキーが合ってないのでは…?と思っていたのですが、今年は高音の伸びが良くなり聴き心地が良くなっていました。
見えない努力をひっそり感じました。


そんなセットリストは全曲好き!!!って言いたくなるくらい、風磨くんのセンスの良さに感心するばかりで、どの曲もとっても好きなんだけどあえて言うなら、『喜びの歌』『20-Tw/Nty-』『素晴らしき世界』の流れが出来過ぎだった。


風磨くんの「愛してる」の連続に「この汽車で見える未来に終わらない歌 生きている ただそれだけで君と走っていこう」田中樹くんの「着くな終電 君と終点 名前呼び手を取る発車寸前」。
風磨くんが1人ステージで歌う「忘れないよ 生まれてきたこと 日々あなたと過ごせたこと 上手く言えないけど ありがとう 愛してるよ」。
SixTONESが「最終列車に乗って憂鬱の駅を駆け抜けてこう」と風磨くんを明るく送り出す姿。


たくさんの愛を受け、愛を与えて、最終列車に乗って10歳で22歳の風磨くんは旅立ってしまう。
銀河鉄道の夜みたいだと思った。


とりわけ『素晴らしき世界』は、どういうコンセプトで作った曲なのか存じ上げないし、嵐には失礼なことを重々承知で書くけど、まるでこのコンサートのために作られたんじゃないかと思えるくらいぴったりで…。

このコンサートで聴く「いくつもの夜の果てに今がある」って凄く特別に聞こえて。
たくさんの終わりがあって今がある。
これから訪れる終わりも、これからの今のために必要なことなんだと思うとじーんときた。

それから、「道なき道を照らし」はSTAGEコンオーラスで歌った『SilverMoon』を髣髴とさせるし、この歌詞に出てくる「君」はSixTONESから風磨くんへ向けた「君」であり、風磨くんからSexyZoneのメンバーへ向けた「君」なのかもしれないって思ったりした。


オーラスでは、SixTONESからのサプライズお手紙を読み終え、風磨くんは歌い出しの「この手高く高く今舞い上がり 友を信じる優しい声が」で声を詰まらせてしまって。
アイドルである以上に1人の青年である菊池風磨くんってめちゃくちゃ美しいんだよ…。
世界遺産として守っていきたさがあった…。
それに、歌詞で泣けてしまうのは、言葉の意味を理解して表現して感情を乗せて歌ってる証拠だから、菊池風磨はやはりアイドルであり表現者だ…と思いました。


今年の風磨くんのサマパラは、えろいとか格好つけているだのまあ色々と言われてもいましたが、私としては仲間との友情をこの夏に見せてくれて大満足でした!
そういう少年っぽいところ好き!
私は100%理解する=経験することだと思っているので、女の私は一生男同士の友情って理解できないことなので男同士の友情には憧れがあって。
女だから感じられる男同士の友情の美しさなのかも、と女に生まれてよかった~~~などと思ったり。


そんな風磨くんの夏は、ドストレートに暑い夏!ではなくて、夏に見る硝子細工のようなひんやりした冷たさがある。
そのことを風磨くん自身は捻くれていると言ったりするけど、私からすると、繊細さと感受性の豊かさを感じるし、マジョリティとは違う角度で物事を見ていることを形にして表現して、相手の心を動かすことができることは間違いなく才能だと思うし、これからも大切にしてほしい輝きだと思いました。


透明感があって、清涼感があって。
そこには懐かしい匂いと少年時代への憧憬に包み込まれるような心地良さがあって。
けれど、どんなに居心地が良くとも今を選んで生きる自分には二度と戻れない世界だと、それを受け入れた強さがある。


それにしても、過去への悲哀を微塵も感じさせない「後悔」の描き方って不思議だとつくづく思いました。
「後悔」と聞いたとき、後ろ向きなイメージと過去を連想するけど、本当にこの公演は「後悔」がテーマでいいのかな?と思うくらいに、「今」と「未来」が先行しているように感じました。
風磨くんとしてはやり残したこと、やってみたかったことをなくす、心残りを解消するコンサートだったんだろうけど、客の私からすると「今」をすごく感じました。


それと、後悔をなくすためによみがえるものの、タイムリープものにありがちな、今に納得が行かなくて過去をやり直そう、ということではないことに菊池風磨の思考が現れているように感じました。
やり直すんじゃなくて、あくまでもアルバムをめくって一時的に過去の記憶を思い出すみたいな、夢だと理解しつつ夢を見ているような感じ。


風磨くんのステージの描き方は、夢だと理解しつつ見る夢なのかも。
このときだけは、普段はいい子ちゃんの自分だけど今日は解放して弾けていいんじゃない?って言うみたいな、現実と夢をきっちり区別した節度ある遊び方というか。


…などとあれこれ考えていると、菊池風磨ってどんな感性を持っていて、どんなことを考えてるんだろう?と興味が湧き始めて、ずーっと考えていられるのでwここまでにして。


そうそう。
新曲『My Life』は人生を振り返ってるバラード曲かなあと思っていたのですが、曲もダンスもオシャレで最高でした!早く音源がほしい!
溶けたアイスクリームって歌うアイドルえっちでかわいくて最高だし、無性にアイスが食べたくなってアイスをたくさん食べたのも2017年サマパラ夏の思い出ですw


あと、サマパラに参加してから夏が好きになった!と聞く度、それはさすがにないでしょ~~~と思っていたのですが、まんまと夏が好きになりました!


最高の夏でした!
GoodLifeでした!!