きままなアラカルト

新しい恋に会いに行こう

Summer Paradise 2017 風 is I?発売に寄せて

映像化されないんじゃないかと危ぶまれていたサマパラ2017でしたが、晴れて発売おめでとうございます。
そんな夏の訪れとともに風磨くんについて振り返って書いてみました。


生意気な男の子。
菊池風磨というアイドルを初めて見たときそう認識した。


たぶん菊池風磨という名前と顔が一致するようになったのは少クラだった気がする。


クールというより不貞腐れているような素振りやそっぽを向いているような印象が強くて、けれど勝負事では本気になって勝ち負けに拘り、ライブパートではカメラに向かって斜に構えた鼻で笑うかのようなキメ顔をバッチリ撮らせる。
語れるほどジャニーズに詳しくはないけれど、なんとなくジャニーズっぽくない子だなと思っていた。


どのグループが好きだとか、誰が好きだとかは特になく、なんとなく毎週見ていた少クラで、なんとなく菊池風磨を気にして見ていた。
気にしてはいたものの、一番に応援すると決めてはいけないタイプだよねとも思っていた。
悪い子ではないんだろうけど・・・何が、という具体的なことはないけれど、担当にするには骨が折れる存在になるような気がする・・・と私の勘が告げていた。


私の様な日影者のおたくが選んじゃいけないタイプだと、後ろめたく思っていたのもあるし、理解できないだろうなーという気持ちが強かった。


私はなぜ?と感じた人に興味を持って、ファンになる傾向があるのだけど、菊池風磨へのなぜ?には根っからのスクールカースト上位ゆえの当たり前がまず存在していて、出発点からして理解できないもののような気がしていた。
そもそも、ステージ上の人間を本気で理解できるだなんて驕った考えを私は持ち合わせていないのだけど、共感したり、感覚が近かったり、異質なものだけれど理解して面白がるところまでに到達できなさそうだなと、菊池風磨には壁を感じていたのです。


・・・とはいえ、その人について考えるということは転がり始めていたわけで。
そこから少しのきっかけさえあれば壁はすぐに瓦解して、落ちるまでそう時間は掛らなかった。
きっかけはSexyZoneのコンサートを1度見てみたいという理由でSTAGEコンに入って、なんだか行かないと勿体無いことをことになる気がする!と言い出し急遽オーラスに入り、得体の知れなかった菊池風磨の人となりがなんだか少し見えたような気がして前向きな興味に変わり、次なる現場、サマパラに行くことは、もはや当然の流れになっていた。
今思うとこのタイミングだからこそファンになれたのだと思う。
けれど、そんな幸運とまるでジェットコースターに乗っているかのようなスピード感で転がり落ちていく、目的地があって走り続けられることは楽しさ反面、不安もありました。


ソロのサマパラに行くことはめでたく?菊池風磨の担当になったんだという高揚感と自覚と同時に、もしかしたらそんなに好きじゃなかったと気づくかもしれない・・・と思ったりもした。
前年のサマパラ風 are you?で菊池風磨の作る世界に興味を持ったから公演内容の好みに不安はなかったけれど、それでも幕が開くまでどうなのかはわからない。
それに加えて初めて行くジャニーズのソロコンサートでもあったので、どのような作法?があるのか、ファンの激しさ?がどの程度なのか全く想像がつかなかったこともあり、妙にドキドキしながら初日を迎えたことを今でも覚えています。


結論としては、全ての不安は杞憂に終わり、サマパラは気づけばあっという間に楽しく終わっていました。
難しく考えなくても楽しくて、自分の世界を表現することが上手で、会場を自分の色へ飲み込んでしまう。
ああやっぱり彼は音楽を愛していて音楽にも愛される才能があって天才なんだと感じました。
そして、菊池風磨って情に厚く、内に秘めたメラメラと熱い感情と激しさ、自分の身すら焼き尽くしそうな情熱、仲間を愛し、愛されているがゆえの強さと寂しさを抱えている繊細さもある人なんだと思い、菊池風磨の魅力にますます絆されていった。


そして、それから約1年経った今。
風 are you?で人間の多面性について話していたことを思い出していました。
正直、初めて映像で人間の多面性について話しているのを見たときは、そんなことを言う子なんだ!?とびっくりしたし、偶像でもあるアイドルが多面性を言及する怖さを感じた一方で、まあ当たり前といえば当たり前だよね・・・。でも若かったら悩む時期もあるのかなあ~と、大人故の意見も持って見ていたのだけど、それから1年経った今になって振り返ると、当時とは言葉の意味が違って感じられました。
彼はわかりやすく相手によって変わるタイプなんだなあと実感したからです。
事務所の先輩に見せる顔、仲間に見せる顔、芸能界の先輩に見せる顔、ファンに見せる顔・・・。


とりわけ、昨年のサマパラ風 is I?で元B.I.Shadowであるメンバー、現SixTONESとはしゃぐ姿はSexyZoneのメンバーに見せる顔と違っていたなあと今になって気がついたのです。
それ自体に優劣をつけるということではなくて、子供みたいにはしゃぐ姿、誰よりも輝いて、ねえねえって観客に話を聞いてほしくて仕方なく遠慮を知らないやんちゃな姿はソロコンサートで自分が主体であるからこそで、SexyZoneの中では見せない顔であり、ひいては自分の立ち位置を理解して振舞う人なんだなと1年経った今気がつきました。


そんな場面や相手、集団に応じて振る舞い方を変えられることは大きな長所だし、今年の24時間テレビでも賢く可愛く、ときに生意気さのあるw風磨くんなりの愛され処世術が発揮されるであろうことも見どころだなと思いました。


それぞれで過ごした夏を経て、SexyZone5人で過ごす今年の夏がまたひとつ楽しみになりました。