きままなアラカルト

きみと追いかけてゆける風が好きだよ

Sexy Zone POP×STEP!? TOUR 2020

ポプステコンの感想を書こうと思いつつ、伸びに伸びて、今日になってしまいました。


ポプステコンはすごくすごく楽しかったし、配信であっても開催してくれたことが嬉しかったし、大好きなコンサートに触れて、私、生きてるんだなーと感じました。
生きがいって言うほど寄りかかっていないけれど、大好きなものに触れると、あ、私生きてる!って感じるんだよね。
心拍数が上がる感じ。
普段当たり前に呼吸をして、意識しないで心臓を動かしているけど、大好きなものの前では体温の上昇や鼓動を意識しゃうからかな。
あ~私生きてる~誰かを好きでいられる自分が好きだなって思える。
そして好きになれる人を見つけられて最高だな!と思う。


コロナ禍で人と会うことが減って、誰かを好きで居続けることが困難になっているからこそ、5人を見たときに変わらない自分、むしろもっと好きになっている自分を見つけて嬉しかった気持ちもありました。
5人も楽しそうで嬉しそうで、5人が大好きな私も嬉しかったな!


同じ空間には居られないけれど、今この瞬間に5人が遠く離れたところで命を燃やして歌って踊って笑っている。
不思議だけど最高の時間を共有できた感じがしました。
配信ライブだからこそ近い距離での映像や演出もあり、会場で見ているとき以上に近く感じられて、単にコンサートを映像配信するのではなくて、配信用に演出を変えてくるセクシーは天才だな!と思いました。
配信を見る前は家で見るのって集中力切れそうだな・・・と心配もしていたのですが、毎公演見入っていました。
やっぱりSexy Zoneは天才!素晴らしい!!と誇らしかったです。
そんなコンサートをセクシーと共に作り上げてくださったスタッフさんたちにも感謝です。


大好きな曲や演出、場面は多々ありましたが、コンサートを通じてSexy Zoneの真髄にある人としての魅力を改めて感じたのが『それでいいよ』。
以前ファンの間でなぜ曲名が『それがいいよ』ではないのか?という話が出ていたのを目にして、私もそれでいいという表現は投げやりな印象があるよなあと思っていました。
語呂の問題はさておき、コンサートを見て腑に落ちました。
『それでいいよ』という言葉にこそ、相手を深く思いやる優しさがあるということに。
自分を否定して苦しんで悩んでいる君に、これから先の君すらも僕は全て肯定すると語りかけている曲だからそれがいい、ではなくて、それでいい。
君をある時点の点ではなくて、これから続いていく君も含めた線で肯定している。


きっとこの曲の僕は君に苦しまなくていいよ。君は素敵な人だよ。と言ってあげたいことだろうと思う。
君にそう言うのは簡単だけど、君は自分で自分を認めることができないから苦しいのであって、周りがどんな言葉を掛けたところで君の問題は解決できないとわかっているから僕は「それでいいよ」と君が歩き出すのを待っている。


どうか、君が自分の力で歩み出せるくらい元気を取り戻して顔を上げてほしい。
僕と離れてしまったとしても君に届いてほしい。
君に向けるあたたかなまなざしと願いが込められた曲。
思慮深くて静かに相手を想い続けた優しさが松島君を待ち続けた4人に似合っていて、この4人が歌うことで意味がある曲だと思いました。
音楽番組ではなく、Sexy Zoneの単独コンサートだからこそ歌える、Sexy Zoneの奥深い良さが出ていると感じました。


5人には5人の人生があるから、ずっと一緒に居れるかわからないからこそ、今を大事にしていきたいな。
戻ってきてくれた松島君に改めて覚悟を決めた風磨君の気持ち、NOT FOUND特典映像を見てわかる気がしました。


ずっと一緒に居られるかわからないからこそ、奇跡的だし、大切だし、一生懸命にならないといけない。
Sexy Zoneを見ていると、彼らが真剣だからこそ、私も学ばされることが多いです。