きままなアラカルト

きみと追いかけてゆける風が好きだよ

DREAM BOYS

新規感染者数が減ってきたとはいえコロナが収束していない中、劇場まで足を運んでいいものか?直前まで散々迷いながらも、腹括って行ってきました。
会話や食事は無し、直行直帰で。
風磨くんの歌を1度だけどうしても現地で聴きたかった。


結局ファンってさ、たいていの状況下でも行ってしまえば「観に行って良かった」って救われてしまうの、どうしようもないね・・・って、冷たい目で見ている自分が居てうんざりしたりする。本当に嫌になる。
でも観に行ってごめんなさいと謝るのは、同じ状況下ステージに立っている人たちに失礼だと思うから、観せてくれてありがとうの気持ちを。


劇場に到着して私が思ったことは、観客は演者が感染対策をしてステージに立っていることを台無しにするべきではないということ。
これは今年のセクゾコンサートでも思ったことだし、他現場でも往々にして耳にするので想像通りでしたが。
演者たちのノーマスクで大声を出す、歌う、接触が避けられない環境に連日身を置くことは、感染対策を万全に行っていても感染リスクがあるということは他現場を見ていても明白。
それでも感染者を出さず今日も当たり前に幕が開くのは奇跡的なことだと私は思っているので、開演前、客席で感染対策に協力してくださいとスタッフに注意されても無視、開演まで大きな声で延々としゃべり続ける人たちは最低で最悪で極悪だなと思いました。
自分さえ良ければルールは無視する理性の無い人たち、とびっきりに下品で帝国劇場という素晴らしい劇場を台無しにしていて舞台が始まるまで苦痛でした。


舞台が始まってからは、舞台、エンタメ、好きだなあとしみじみ思いました。
久々の観劇だったので、舞台セットをあれだけバリエーションもって転換できるの感動しちゃったし、夢の世界で、現実を忘れられるなあって感じました。
救われてしまったことを後ろめたく思うのは演者に失礼なんだとわかっちゃいるけど。この世界が好きだと思った。
そしてこの人たちの未来が明るいものにならないとだめだなって思った。
救われた人間として、あなたたちは必要な存在だと強く思った。
社会生活は止まらないのに、エンタメ業界が一番にストップして規制も長く強いられて、さも存在にNOを突き付けられたと感じた人も大勢居たと思う。
でも、みんな誰かのために生きてる。である。
この舞台でのセリフは唐突で、妙で、ださくも聞こえるんだけど、反芻してみると私も誰かのために生きてるんだよなあって、ふと自分を客観視して感じました。
もちろん自分のためにも生きてるのは大前提だけど、自分が生きる意味を自分のためだけだと頭から肯定するのは違っていて、誰かのために生きてるって考える方が人との繋がりで成り立つ社会としての考え方なんだって思った。
コロナが蔓延する今、響きが深かったよ。


観るまで、帝劇で風磨くんは0番向きの人じゃないのでは?と思っていたけど、観に行ったら0番で風磨くんが堂々と立っていて夢のようでした。
風磨くん可愛いしかっこいいしシナモロールじゃない?はあ。。。すきだなああーーって怒涛のように感情が押し寄せてきて、そうおたくはこう!こうなのよ!!!ってなっちゃった。
踊ってる!旋毛からの分け目ぱっくり!きれい!(知能数が下がる)
2階席で観たのですが帝劇って舞台奥行きが深いんだなあと思いました。
個人的にあんなにバミリが大量に貼ってある舞台初めて見ました。
あんなに貼ってわかりにくくないのか??でもあれを覚えているのか・・・と思うと震えました。
みんな凄いわ。


愛のボートみたいな歌があって、うわーー愛のボートそんな序盤に!?てなったけど愛のボートではない(それはそう)
帝劇で湖+歌い出す=愛のボートと思いがち人間・・・。
コウキに対する笑顔がやさしすぎる。恋人に向けるそれ。知らんけど。
光一さんみある曲が前半多くて、メイン曲はザ光一。光一さんの声が聴こえてくる・・・(空耳)。
みんな好きだろうけどマスカレードシーンの歌、キャラソンじゃない?すき!ってなった(先祖返り?)
レーザーマリオネットーーー得意なやつーーーー一生やってえええーーレーザーもお手のものですわねって誇らしげに思ったw
にしてもとっても長い夢みたんだね・・・って。熱出たときに見る夢??
舞台を広く使って苦悩し惑い翻弄される姿が良くて、あの秋のグローブ座に居た風磨くんの姿を思い出しました。


話としてはWSSっぽさちょいちょいだしてくるの、もうわかったって!ってなるなーって観てたのですけど、WSSは人種問題だからごめんね!許す!とその場で解決!にはならない何世代も続く根深さがあるからそうなんだけど、ドリボは自分達の世代で起きたことだからすんなり解決させて、ヨカッタネ~みたいなエンディングなのか~とWSSと比較してみるに思いました。


あとさ、父親クズじゃない?心臓病だったのに看病してくれてた妻の付き人に手出して子ども作るって。お元気ですね・・・というか病室で???
マダム、母親としてはだめだったって言うけど、スターやってた人に母親業を強いる周囲が間違ってると思ったし、シッターさん雇うとか方法なかったのかな?とか、裏での女VS女の闘いもあり、男を美化して書きすぎなんじゃない?とモヤった。
そしてリカさんの子どもコウキ、フウマが火事から助け出した子どもで世間狭ーーーってなったね(あるある)
フウマはちゃっかりマダムの子どもという事実も判明するし。
この急に母親と兄弟が判明する展開、SHOCKと同じで急!!!なのジャニーさんあるあるなのでしょうか。
昔二次元のパロ夢小説読んでた時を思い出す()
他の人の感想で言われていたコウキが主人公の方が話がわかりやすくなっていいし、ジュリ何考えてるかわからんって言われているの、確かになあと思いました。
ボクシングシーン、スキルもあるのかもだけど体格的にフウマが勝ってしまうよ・・・田中樹、ボディーメイクにもうちょっと協力して・・・って思いました。太りにくく筋肉も付きにくい体質なんだろうけどね。
あと、ジュニアに風磨くんと似た髪色髪型の子が居て、弟役とかならわかるけど、なぜ似せた??と思った。


私がグッときたのは、コウキがフウマが自分の心臓移植のために才能を捨てて俳優になったこと、自分の所属してるアイドルグループのメンバーがメンバーのコウキは今も病気と戦ってます!応援してるよ!ってテレビで言ってるのみんなの期待がつらい、無理なんだ、ほっといてくれって叫ぶところ。
おたく、身につまされるよ。。。

叶わない夢もあるけど、夢を持たなきゃだめだよってコウキに話すシーンは菊池のおたくたち100人居たら100人思ったよね。風磨くんじゃん・・・。


目玉でもあるフウマが逃げ迷うシーンの壁フライング。急にエンタメ。
取材で「大変なのに大変さが伝わらないのでコスパ悪い」みたいなことを言っていた通り、確かに大変なことがあまり伝わらないwと思いました。
突っ込んじゃダメなのはわかっているけど、フウマ急にスパイディーだし、ガラス割るのエッ!?ってなるよね。
壁フラ前、ロープの結構上までよじ登ってて24時間テレビのロープ登り思い出したな~あれも凄かった。
最終的に逃げ切れなくなって屋上?から飛び降りるときにジュリが俺が受け止めるから飛び降りろ!て言ったとき、ジュリが悪霊になってたらやばくない?って頭をよぎったんだけど、例えそうだとしてもそれを越える友情があるから信じて飛び降りたのかなあ。

後半の天国のシーンで「心臓を探している」「頭蓋骨が~」って体の部位を言い出すのって生死を強調しているんだろうけど、急で怖い。
今回はコロナ対策の短縮版だからなおさらなのかもしれないけれど、え!どういうこと!?ちょっと待って~~!の連続の間に終わってこれが内部舞台・・・って感じでしたw


観終わって思ったことは、フウマって初めからずっと冷めてるんだな~って思いました。
コウキの心臓移植についても兄の責務で果たそうとしてるだけで、感情を取り戻すのがジュリと和解できた天国のシーンでやっと心を開いた笑顔を見せる。
風磨くんって脚本読み込んでどういう感情なのか考えてプランして演じてるんだなあと思いました。光一さんの演出かもしれないけど。
でもコンサート演出とかセットリストの組み方とか見ていると表現についても理詰めで考えるタイプな気がするんだよね。風磨くんって。
んでもってそれを表現できるところが素晴らしいところだなと思いました。


私は以前の風磨くんがドリボでチャンプを演じた公演を観たことはないけれど、きっとあの時にはあのときにしかいないフウマが居たんだろうなあって思った。
ハムレット同様、今回もピンチヒッターじゃないか?とかファンの間で憶測が飛んでいるし濃厚な線・・・って感じですけど、チャンスが巡ってきたときに結果を残せる、経験をモノにできるところ立派だと思います。


風磨くん声の通りも滑舌もよくてハムレットの経験が生きていたし、よかったなあ。
でも風磨くんはストプレで観たいな~~って思いました。
芝居と歌の切り替えで流れが断絶されちゃう感じがあって、これはハムレットでのストプレ経験が仇になっているのか!?ストプレのやり方が板についてしまって、ミュージカルも外部で学んでこないとなのかな???とか思いました。
と言っても、ひやひやする場面は無くて、この人はチャンス与えれば与えるほどに羽ばたける人なんだなと思いました。
視線を自然に2階席にもやれるところにもハムレットを思い出してしまいました。
殿下に取り憑かれているので、事あるごとにハムレットが~って思い出しちゃうの病。

Sexy Zone Anniversary Tour 2021 SZ10TH

SexyZone10周年ツアーSZ10TH、コロナ対策と観客人数制限の元、有観客で公演を終えることができ、2020年のPOP×STEP!?ツアーは1公演も有観客で行えなかったことを思うと本当によかったと思います。
ファンの間だけではなく、もしかすると主催者側でも意見が分かれたのかもしれないけれど、メンバー誰ひとり感染者を出すことなくツアーを回れたこと、本当に本当に良かったです。


コンサートを開いてお客さんを集めること自体を、頭空っぽにして良かったねえ!!!と言えない現状での開催だったことは悔やまれるけれど、10周年おめでとう!という気持ちは微塵も変わらないし、これまでの集大成とこれからの未来を描いていくセクシーたちを見られたことはとてもとても嬉しかったです。
有観客でコンサートを開いたことを、たとえ誰かに後ろ指を指されたとしても、私は感動しました。


挨拶でも言っていましたが、アイドルってお客さんに見られてこそ輝くものなんだと改めて思いました。
とりわけ、最終公演を迎えたときのアイドルたちって本当に綺麗。
今は声を出しての声援はないけれど、それでもお客さんの熱いまなざし、熱量を感じてアイドルは内側も外側も輝いていくんだと感じました。
配信で見ていても彼らの輝きは美しかった。


はてさて、MCコーナー、風磨くんについてですが・・・。
仙台公演では空回っていたようで、あーーー配信日もやっちまいましたかあ~~~ってなったし、いい加減にしてくれよ~!ともなりました。
会場の空気がどんな感じだったのかはわからないけど、ちょっとどうしちゃった???と。
10年振り返ってどうだった?というエモ話をしたくなかったんだろうけど、それにしてもそっちにいくかあ???である。
あと、Jr.に対してとか、今に始まったことではないけどツメがあまーーーいっていう番宣のこととか。
猛烈に風紀委員、恋しくなったよ。画面の前で呆れてたかな?
まあ、賢くて理路整然としていてる人でもあるけど、不完全で不安定なところをドギマギ固唾を飲んで見守るの含めて菊池のおたくなとこあるよね・・・と酌量したい気持ちもあります、が!
それでも反省はしてくださいって思いました☆


なんかね、悔しかったんです!
菊池風磨はもっと別の良い面あるのにって思ったから。
大変悔しく、じれったく思いました。


それは彼の今後の課題として・・・。
10年だぞ、笑え!って言う風磨くん、私の大好きな風磨くんだ~~~~!!って思ったし、菊池風磨、さいっこーだ!って思ったよ。
そういうアイドルでもあるよねえ菊池風磨って人は。
泣いている人に、泣くなって否定しないで、笑え!って顔を上げさせる人だよねえ。
他に言い方あるでしょ?と思わなくもないけど、その不器用さと泣いている人が居ると自分がしっかりしないと!って兄貴肌出るとこTHE菊池風磨だし、可愛い人だなあと思う。
個人的には、リペコンオーラスWアンコールで歌ってくれた『最後の笑顔』を思い出したし、明日からド平日だぞ!負けんなよ!って言われたSTAGEコンオーラスも思い出した。
何と戦って・・・?とも思ったんだけどw、高揚した気持ちで新幹線に乗った帰り道のことが忘れられないし、あの帰り道でSexy Zoneを一番に応援しようって決めたんだよなあってしみじみした。


サプライズの、薔薇で会場が埋め尽くされた光景に、真っ赤な薔薇が咲いてんじゃねえか!!!って言う風磨くんも良かったよ(配信組も全く知らされてなくてこっちも驚いたw)。
あっけらかんと言うの、急に少年に戻ったみたいで可笑しかったなあw
私が映像でしか見たことがない10代の菊池風磨が顔を出したみたいで、可愛くて、ああまだ確かに居たんだねって思った。


アンコール『Twilight Sunset』間奏でケンティーがそれぞれに、「楽しかった?」→勝利「楽しかった!」、「幸せだった?」→聡ちゃん「幸せだった!」って答えていってて、その流れで風磨くんに「みんなのこと愛してる?」って聞いたら、まさか自分に愛してる?と聞かれるとは思わなかったのか、もごもご照れて詰まってふはってはにかんで小さい声でやっと、う、うん…ってごにょごにょしてた風磨くんはもはや二次元設定。
ケンティーGJ。
役割上、Sexy Zoneって風磨くんが長男っぽいけど、なんだかんだケンティーがみんなのお兄ちゃんなんだなあって感じられて超よかった。


そんな何気ない、ふいに起きた一瞬一瞬を愛しているし、これからも積み重ねていきたいなあ。
コンサートってそういう場でもあって、想定外のことも起きるから好きなんだと思いました。
それにグループが良い関係を築けているからこそ何気ないやりとりに、グループとしての魅力が感じられる関係性やパーソナルな部分が出ているように思いました。
いろんなことがあって、優しく、強く、思い合ってこれた日々があったからこそだと思います。
それぞれのグループに乗り越えてきた壁や関係性、素敵な人たちがたくさんいるれど、私はSexy Zoneにしかない良さが好きだから、これからも想いを綴っていきたいと気持ちを新たに持ちました。


最後のメッセージ、FC限定だったそうですが、あれはさ~~~好きが爆発したよね!!!
ほんっと私たち良いグループに出会えたよね!!!
こんなに思われてるなんてね。。。
全てのSZファンたちに心でハグしてたね。
笑って泣いてほんっと忙しいよw
やっぱり、これからの時代はそうじゃなくっちゃ。
Sexy Zoneはそれぞれがセンター格の異色のアイドルグループ・・・言わば、ハイブリッドアイドルなんだから他と同じ道を目指していく必要ないんだからって思いました。


まさかのフルで歌ってくれた『夏のハイドレンジア』を聴いて心底感心したのが、Sexy Zoneは感情を歌に乗せるのが上手い。
最初で最後のヒロイン人格爆誕している人たちが大量に発生したのもそのせいだと思うし、わ、か、る、!
あと歌詞が超絶良い。
秦基博にお中元贈りたい。


最後になりましたが、
5人みんな、それぞれがもっと幸せになってね。
結局最後はそれなんです。


まだまだ好きになれそうで怖いくらい。
Sexy Zoneに出会えたことを幸せに思います。


10周年おめでとう。

SZ10TH

レツミュが発売されたこのタイミングでSZ10THアルバムの話。
放置し続けていたのをやっと仕上げられたので!
今はリリース・音楽番組・テレビ出演ラッシュで忙しく過ごさせていただいています!ありがたや!


私は5周年のSTAGEコンでセクシーのファンになったので感慨深いものがありました。
2度目のアニバーサリー。
あのとき感じた気持ちをここまで育ててこれたんだなあとしみじみしちゃいます。


RIGHT NEXT TO YOU
おしゃれという言葉すら陳腐で、Sexy Zone自身がというより、Sexy Zoneがひとつの音楽性として新しい流行を巻き起こす可能性が感じらる引力ある楽曲。
こともなげに放ってきたクールなMVには度肝を抜かれて、毎日何度見ても目が楽しい!飽きない!!
世間の人たちもひっくり返っているようで、我々ファンとしてはしてやったりというか、痛快でした!
そして今のセクシーたちは自然と色気が出るから全編英語詞の求愛ソングの破壊力たるや。
これが今のSexyという意味なのだと突きつけられている感じが最高です。


Change the world
気を抜くと外で聴いていてもぽろぽろ泣けてしまう。
メロディや歌詞に今までのセクシーたちの楽曲たちを呼び起こされるし、5人を支えている周りの人たちのことも感じられて、温かい陽だまりに包まれているようで、ぽろぽろ泣けてしまう。
彼ら自身ががんばってきたからこそ今日がやってきたし、ファンも支えてくれる人たちもたくさんいるんだと感じられる。


なにより、「ボロボロになっても」と歌詞に出てくるものの、悲しかった、辛かったという、負の感情だけではなくて、過去は過去として、今ここに立てていることをよかったよねと今とこれからの未来を照らす曲でよかったな。
5周年のときのSTAGEも良い曲だったけどますます気高く成長した姿が感じられて良い曲だと思いました。
私は過去を過度に美化してほしくないけれど、セクシーの良さは、ドラマチックな過去の出来事が霞んでしまう程に今の彼らの方がずっとずーっと魅力的なことだから。
過去ばかり振り返ってほしくないなって思うんです。
美しいのは過去ではなくて今の君たちなんだよ!と今あなたたちを応援しているからこそ強く思う。
だから、過去より今を美しい景色に更新し続けていくセクシーたちが大好きで居られるんだと思う。


振り返ってみるに、5周年コンサートに入ったとき、私はセクシーのことをおもしろい子たちだなあと興味を持ったことと半分、このグループは他のグループにはない出来事があった5年をどう振り返るんだろう?という興味もあった。
当時はまだ3人体制に言及する人たちも目立っていたから。
その答えを求めている期待にきっと気づいていただろうけど、誰一人触れなかった3人体制について触れて、可哀想なんかじゃなかったと言える、そんな人が居るグループは他のグループとは違う美学で進んでいくアイドルたちになっていくんだろうなと未来が輝いて見えました。


たとえ強がりだとしても、強がることはアイドルに必要なことだと思うんですよ。
外から与えられた意味だけで生きていくアイドルは今の世の中、きっとどこかで息詰まる。
自分たちで色を出していくことがこれからは必要だと思うから。


凄く特別でスペシャルなアイドルたちを見つけた!と思ったあの気持ち、ずっと持ち続けていたいし、今もずっと持ち続けられていられることが凄く嬉しい。
大好きだって思わせてくれてありがとう。


また、10周年ということで、先日5周年ベストアルバム座談会を見直したのですが、当時ピンと来なかったケンティーの言葉「ありがとう、そしてこれからもありがとう」。
5周年コンを経てセクシーたちのことを考えたり想ってきた今、やっとしっくりとくる言わんとしているニュアンスがわかる言葉に変化していたことに気が付きました。
わかることが増えていくこともファンとして歴を重ねていくことの楽しみ、なんて嬉しく思いました。


10周年イヤー突入おめでとう。
こうして祝える日が来たことが嬉しいです。

2020年総括

毎年恒例3月からのSexy Zoneのツアーが中止になり、現場で見るオタク活動から、配信を見たり個人で楽しむことが中心のオタク活動となった1年でした。


現場に行く必要があったことが、配信に切り替わったことで移動時間が必要なくなり、空き時間ができ、これからの彼らを取り巻くエンタメの世界がどうなっていくのか思いを巡らせたり、身近なことだと未来の自分や周囲へのリスクを考えて自分の行動を選択した1年でした。
自粛が始まった当初は頭でわかっているからこそ、やり場のない辛いと思う感情の波が押し寄せてきて、足元が崩れていくような感覚があったものの、5月以降は我慢をしているというより、淡々と最善を選んでいく感覚に変わっていました。


当たり前が当たり前じゃなくなった時代だから、心身ともに疲れてしまうこともあるけれど、無理をせず、笑える時に笑って、泣きたいときに泣いて、自由にほっと肩の力を抜ける場所をもっていたいね。
疲れてしまったらその場を離れる。
芸能人、社会人、学生、置かれた環境、役割から一時離脱できることが当たり前になればいいな。
みんな身心共に健康であれ!


来年が今より良い1年になりますように!
5人の笑顔に会いたいよ!

Sexy Zone POP×STEP!? TOUR 2020

ポプステコンの感想を書こうと思いつつ、伸びに伸びて、今日になってしまいました。


ポプステコンはすごくすごく楽しかったし、配信であっても開催してくれたことが嬉しかったし、大好きなコンサートに触れて、私、生きてるんだなーと感じました。
生きがいって言うほど寄りかかっていないけれど、大好きなものに触れると、あ、私生きてる!って感じるんだよね。
心拍数が上がる感じ。
普段当たり前に呼吸をして、意識しないで心臓を動かしているけど、大好きなものの前では体温の上昇や鼓動を意識しゃうからかな。
あ~私生きてる~誰かを好きでいられる自分が好きだなって思える。
そして好きになれる人を見つけられて最高だな!と思う。


コロナ禍で人と会うことが減って、誰かを好きで居続けることが困難になっているからこそ、5人を見たときに変わらない自分、むしろもっと好きになっている自分を見つけて嬉しかった気持ちもありました。
5人も楽しそうで嬉しそうで、5人が大好きな私も嬉しかったな!


同じ空間には居られないけれど、今この瞬間に5人が遠く離れたところで命を燃やして歌って踊って笑っている。
不思議だけど最高の時間を共有できた感じがしました。
配信ライブだからこそ近い距離での映像や演出もあり、会場で見ているとき以上に近く感じられて、単にコンサートを映像配信するのではなくて、配信用に演出を変えてくるセクシーは天才だな!と思いました。
配信を見る前は家で見るのって集中力切れそうだな・・・と心配もしていたのですが、毎公演見入っていました。
やっぱりSexy Zoneは天才!素晴らしい!!と誇らしかったです。
そんなコンサートをセクシーと共に作り上げてくださったスタッフさんたちにも感謝です。


大好きな曲や演出、場面は多々ありましたが、コンサートを通じてSexy Zoneの真髄にある人としての魅力を改めて感じたのが『それでいいよ』。
以前ファンの間でなぜ曲名が『それがいいよ』ではないのか?という話が出ていたのを目にして、私もそれでいいという表現は投げやりな印象があるよなあと思っていました。
語呂の問題はさておき、コンサートを見て腑に落ちました。
『それでいいよ』という言葉にこそ、相手を深く思いやる優しさがあるということに。
自分を否定して苦しんで悩んでいる君に、これから先の君すらも僕は全て肯定すると語りかけている曲だからそれがいい、ではなくて、それでいい。
君をある時点の点ではなくて、これから続いていく君も含めた線で肯定している。


きっとこの曲の僕は君に苦しまなくていいよ。君は素敵な人だよ。と言ってあげたいことだろうと思う。
君にそう言うのは簡単だけど、君は自分で自分を認めることができないから苦しいのであって、周りがどんな言葉を掛けたところで君の問題は解決できないとわかっているから僕は「それでいいよ」と君が歩き出すのを待っている。


どうか、君が自分の力で歩み出せるくらい元気を取り戻して顔を上げてほしい。
僕と離れてしまったとしても君に届いてほしい。
君に向けるあたたかなまなざしと願いが込められた曲。
思慮深くて静かに相手を想い続けた優しさが松島君を待ち続けた4人に似合っていて、この4人が歌うことで意味がある曲だと思いました。
音楽番組ではなく、Sexy Zoneの単独コンサートだからこそ歌える、Sexy Zoneの奥深い良さが出ていると感じました。


5人には5人の人生があるから、ずっと一緒に居れるかわからないからこそ、今を大事にしていきたいな。
戻ってきてくれた松島君に改めて覚悟を決めた風磨君の気持ち、NOT FOUND特典映像を見てわかる気がしました。


ずっと一緒に居られるかわからないからこそ、奇跡的だし、大切だし、一生懸命にならないといけない。
Sexy Zoneを見ていると、彼らが真剣だからこそ、私も学ばされることが多いです。

5人のTHE MUSIC DAY

こんなに楽しみで緊張して迎えたTHE MUSIC DAYは初めてだ。


5人でRUNを歌うと数日前ラジオで発表があり、こんなにはやく5人揃って歌う姿をテレビで見られる日が来るなんて・・・!と心が弾んだ。


私は松島君が復帰すると発表されてから度々思い返していたことがある。
5周年コンサートのSTAGE、DVD本編で風磨君が3人体制のことを触れた後、「振り返った時にさ、何もなかった5周年よりも何かあった5周年の方が面白いじゃん。もしかしたら10周年に向けて何かあるかもしれないけど。それが悲しいことなのかそれとも楽しいことなのか。はたまた両方なのか。それはわかんないけどさ。振り返った時に何かある。そんな歴史を僕ら創っていきたいなと思っているし、何があっても俺ら5人で絶対乗り越えるから、約束する」
5周年ベストアルバム座談会でも聡マリが前向きな未来の話をする中、風磨くんはネガティブな未来の可能性も口にしていて、当時私は悪いことが何もないに越したことないのに・・・と思ったものですが、現実問題、生きていくことに良いことしか起きないなんてありえなくて。


けれど今思えば、良くないことが起きる可能性があると覚悟を持って進む未来と覚悟がないまま進む未来はきっと違ったと思う。
乗り越えた先を輝かしい未来にできると知った5人だからこその今だと思った。


だからこそ、松島君が療養に入り、どうすることが正解なのか不透明なままそれでも4人で活動し続けたから今があるし、松島君も帰ってこられたと思うから、今までの4人の活動を無かったことにするのはやだなと思いました。
5人の形がベストなことは大前提、5人に戻るために4人が頑張ってきたのだから結果万々歳なわけだけど、4人で活動してきたこの1年9か月も意味のあることだって私は思っているよ。
結果だけじゃなくて過程にも大事だったとこれもまた愛おしく思う。
もしかすると、4人は結果だけを見てほしいかもしれないけど、私個人は4人の変化も素敵だったから、無かったことにするのはやだなあって。


1年と9か月、4人が色々考えたように、ファンも色々考えたと思う。
私も色々考えた。
ファンの立場とはいえ、私はどういう気持ちで応援したらいいのかなとか。
松島君のファンは苦しいだろうな、無理しないでほしいなとか。


それからの4人は変わったと感じた。
ますます優しいグループになっていった。
メンバー同士も、ファンのことも色々考えてくれていることを感じた。


私は4人が松島君のことを言わなくなって、寂しいなと思ったけど、求められている答えにあえてNOと答える姿に松島君の最善を考えて覚悟を決めているんだと悟ったし、勝利君が松島君復帰発表後のラジオで「最後にみんなに笑って貰えたら勝ちだと思った」と言っていたように、不確かな未来を信じることに決めた4人は、もしかすると不謹慎かもしれないけど格好良かったよ。


私は、インタビュアーのレールに乗せられなかったときに、このグループを応援して見守っていきたいんだと改めて思ったし、安心した。
きっと大丈夫だと、私が嫌いな不確かなものを信じた。
賢くて優しくて不器用だと感じる人たちだから好きになったんだと思った。


私は覚悟とか信じるとか信頼とかいう類の物が嫌いだから、他人はもちろん、ましてやアイドルに背負わすなんてまっぴらごめんで。
だからゆるい気持ちでいることを心がけているんだけど、第六感的な直感には逆らえない。
彼らが信じているなら信じてみようかと思った。


私が不器用だなと思うのは、自分たちで全部背負い込んでしまうこと。
まあファンに背負わすわけにはいかないからそうするだろうけど、それにしても徹底していた。
アイドルだしもっと子供になってしまってもいいと思うけど、そうはしないところ。
あと、うまく松島君の療養をビジネスに結びつけることもできたと思う。
メンバー1人が病気になり療養。悲しみの中それでもグループを守るために活動を続けることにした4人。
そして復帰。5人の絆。・・・みたいな。物語として消費することもできたと思う。
何が何でも売れたいなら、不幸もなんでも生かしていくべきなのかもしれない。
けどそれは選ばないところ。
美学のようなものを持っているところ。
そんな綺麗事だけじゃやっていけないのかもしれないけど、諦めなかったSexy Zoneは最強で素敵なグループだと思いました。


4人の期間があったからこそ、5人がますます好きになれました。


困難な問題も難題も挑んで、Sexy Zoneだけの答えに辿り着く未来を楽しみにしています。

夜は明けて空は晴れる

あらゆるところで書かれてきているだろうけど、まずは一番に書かせてください!


松島聡君おかえりなさい!!!!!


松島君が休養に入って、簡単にエモいと煽ることを私は絶対にしたくなくて、松島君のことはなるべく触れずにいたけれど、これまでの4人のことを書き残しておきたくて久々に書いています。
でも一番は松島君が復帰できることになったのが凄く凄く凄く嬉しいので!!!!!
それが原動力。


8月12日というと、急にやっぱりというか、8月日程のコンサートツアー中止の案内が来て、ほっとした気持ちよりもショックを受けている自分が居て、会場に行くのが怖いけど楽しみだと思っていた自分に気がついて。
メンバーのメッセージに泣いて、でもいつかまた不安も不自由もなくコンサート会場に行って、キラキラを感じて笑い合いたいなって思えて前を向けた。
今だけを見て悲しまずに先を見て、今を大事にしていこうと思えた。


そんな帰り道、スマホに飛び込んできたニュースに驚いた。
松島聡復帰」の文字。
デマじゃないの?と思う気持ちとはやる気持ちで耳にドクンドクンと響く鼓動の音がうるさいのを抑えて、公式サイトを確認して震えた。
8月日程のコンサートツアー中止がどうでもよくなるくらい嬉しかった。
嬉し涙を流すのは今年初めてだった。


すぐさま脳裏によぎったのは松島君が休養に入ると発表されてすぐのベスアでの4人の姿だ。
あの4人の姿は今までも何度も思い出してきた。
不安そうな、どうしていいのかわからないような、戸惑っている姿は見ていて胸を締め付けられた。
まだ信じられなくて受け止めきれないでいる私たちファンと近い気持ちでいるのだと感じた。
司会の櫻井さんに背中を押されるようにしてステージに行く姿をよく覚えている。


あのとき、どういう姿でカメラの前に立つのが正解だったのかはわからない。
私はその無防備な姿に心配になった。
私はファンだから、プロ意識が低いとか、4人のことも松島君のことも攻撃する気持ちは微塵も思いませんでした。
ただ心配でした。
松島君のことはもちろんのこと、4人のことも心配でした。


そしてツアーの発表が例年のクリスマスに来なくて、今年はないのかな、なくても仕方ないよねってファンの間でも囁かれていた。
そんななか、遅れて発表になったコンサートツアーPAGES


試行錯誤したのだろうなと感じた。
どうするべきかを考えて、そしてスタッフや周囲の関係者の方たちも様々なイレギュラーな対応をしてくれたのだと思います。
そのうえで、進むことを決めた4人。


私は風磨くんの担当ではあるけど、5人のSexy Zoneが好きだから4人のコンサートがどういうものになるのか不安もありました。
でも寂しさを吹き飛ばすように4人は全力で駆け抜けて行きました。
「4人で走り回って寂しくないようにしてきたけど、寂しくなくなるのが一番寂しい」
レポツイで見た風磨君の発言ですが、複雑な胸の内が良く表れている言葉だと思いました。

それと、アンコールで最後に歌った『いつまでもいつまでも』はとても印象的でした。
松島君のこと、ファンのこと、そして彼ら自身のことを歌っているように感じました。
言葉で話すのは苦手だから歌で伝える、そしてファンに伝わると信じてくれているセクシーたちがいじらしく愛おしく思えました。
Sexy Zoneは寄り添ってくれるグループなんだと感じました。


PAGESで変わったなと感じたことは勝利君。
今まで遠くに手を振るのが勝利君だったのが、近くにも手を振っていて、目と目を合わせて距離が近く感じられた。
私個人の連想ですが松島君を思い出すようでした。
それぞれが変化していることを見つけては、改めていいグループだと思いました。
1人が不在になることで大きな穴が開いたけれど、それを互いにカバーしてSexy Zoneとしてプロとしてステージに立つ。
松島君の代わりに誰もなれないけれど、最大限Sexy Zoneらしくグループが存在できるようにしていたように思います。


そして、コンサート会場で松島君のうちわを持つファン、緑色のペンライトを振るファン、リペコンの甘えん坊将軍のくまのぬいぐるみを持ってきているファン・・・松島君のファンをたくさん見かけました。
4人も松島君のうちわを見て表情を曇らせることなく、分け隔てなく接していたこともあって、私が見ていた限り松島君のファンが他のファンに批判されていることはなかったように思います。
松島君のファンのまま来ても否定されることなく、コンサートに来れる環境だったのも素敵だなと感じました。
応募して当選してお金を払えば誰でもコンサート会場に入れることは当たり前だけど、コンサートという場所はファンがファンを選別する場所だったりするから・・・。まあこれは同じ客同士がなにやってんだって呆れちゃう現象だなーと勃発すると私は思うことなのですが。それはさておき。


また、松島君が休養に入ってしばらく経ち、4人がマスコミ取材で今でも松島君と連絡は取っていますか?と聞かれ、取っていません。と答えていて。
はたから見たら冷たいと言われると容易に想像できる言葉をはっきりと答えていて、4人が固い意志でいることを頼もしく感じたことを覚えています。
絶対に休養中の松島君のことを話さない意志であり、これが4人の松島君を想う気持ちだと理解できました。
なので、雑誌やテレビで4人が積極的に松島君の話をしないのも彼らの松島君への愛で、待つことが最善なのだと思うことができました。


そして今、結果として大きな1歩を踏み出せて本当に本当に、心からよかったなあと思いました。
彼らの想いがひとつ実を結んだのですから。


大げさなことなのかもしれないけれど、松島君が復帰できるようになったこと、そして復帰を選んでくれたこと、全てが奇跡のようだけど、松島君の努力も、4人の努力も報われたんじゃないかなと感じました。
当人も待ち続けた4人も本当に立派です。


これからもきっと、Sexy Zoneは知恵を絞って、優しさをもって、ますます素敵で最強なグループになって、多くの人たちを幸せにしていくのだと思います。


まずは、大きな1歩、おめでとうございます。


これから5人の姿が見られるのだと思うと嬉しいです。
2020年一番嬉しかった出来事かもって思うくらい嬉しかったな~。


ゆっくりと少しづつ、全員が無理しないで活躍していく未来をこれからも楽しみにしています。